2016年4月にiPad Proを使い始めて4ほどになります。
これがないと私の仕事もプライベートも全く捗りも楽しめもしません、というくらいに使い続けています。
そこで、私がiPad Proをどのように使っているのか、仕事とプライベート、そしてクリエイティブな活動とに分けてお話したいと思います。
今回は仕事編をお届けします。
教師の働き方改革と、仕事の質の維持ということのおりあいについての一つの解決になっていると思います。
授業研究や研修の記録で活躍
授業研究会では、まず、授業者が配布する「指導案」を写真に撮り、GoodNotesに取り込んでから参加します。
バージョン: 5.4.9
販売元: Time Base Technology Limited
リリース日: 2019年01月15日
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
評価: (37,294 votes)
サイズ: 307.9 MB
価格: ¥980
iPhone と iPad の両方に対応しています。
generated by PressSync on 2020年03月09日
授業に持っていくのは、iPad ProとApple Pencilだけです。
授業を見ての気づきを取り込んだ指導案の写真上にペンで書き込みます。
紙と同じように丸で囲んだり、線を引っ張ったり、メモを書き込んだりということがスムーズにできます。
紙の指導案は、バインダーに挟み、あのページこのページめくりながら授業を見ていきます。ときにはカメラを取り出さなければなりません。
しかし、iPad Proならその取り回しの煩わしさから解放されます。
さらに、紙の指導案にはできないことが2つあります。
紙の指導案にはできない写真による記録
1つ目はページをどんどん増やしてそこに記録写真を貼り込んで行けることです。
学習の様子を撮影し、それをその場でノートに貼り込んで、そこにメモをする。
この、授業の写真記録は、紙のメディアではできません。
教師の授業研究記録の仕方の革命だと思っています。
過去の記録の全保存と参照
2つ目は、過去の記録を全てとっておけるということです。
写真記録まで含めた指導案を1つの場所に、参照可能な形にして置いておくなどということは、紙ベースではとてもできないことでした。
膨大な量になってしまうからです。
また、私みたいな整理下手では、後から写真を貼り込んだ記録を作ってそれを印刷し、綴じておくなど思いもよりません。
しかし、iPad Proを使うことにより、私は、GoodNotesアプリの中に、Apple Pencilを手に入れてからの過去1年半に及ぶ写真記録付きの授業記録を全て残しており、参照することができるのです。(上の図参照)
使用するアプリをGoodNotesにしているので、iCloudを介したデバイスの同期により、iPhoneでも参照することができます。
■
同じことは、研修会記録でも言えます。
研修の記録はApple Pencilを導入する前から行っているので、2012年のiPad MINIの登場以来2020年3月現在7年間分の研修記録が残されています。
iPad Proを使い始めてからはApple Pencilと合わせてより見やすい詳細な記録を取ることができるようになり、4年分の記録を残しました。
iPad Proでとった詳細な過去の授業記録を、iPhoneでそれこそいつでもどこでも参照できるという夢のような環境が実現できています。
お便りをいつでも書く
私たちは、毎週のお便りを書きます。
これにかける時間は膨大なものです。働き方改革に上げなければならないことの1つではないかと考えています。
私の場合は以前から様々なデバイスを使って隙間時間に書くことが習慣化されていますのでさほど大変な気持ちはありません。
しかし、他の先生たちは、お便りを出す前日の木曜日は、何時間もかけてカタカタとワープロを叩いています。
iPad Proが出てからは私のお便りもさらに捗るようになりました。
それはApple Pencilを使った手書きお便りに変えたからです。
GoodNotesに、時間ができたときに一行でも二行でも書いておくのです。
ワープロアプリやメモアプリで書き足していくのが常道でしょうが、手書きによって、後から整形したり構成し直したりといった作業がいらないのが手書きの良さ。
字体を好きに書くことができたりレイアウトも自由にできたりなど、見栄えも良いですし、ちょっとしたイラストや記号なども、どのキーだっけ?などな悩んだりイラスト集を参照したりする必要がありません。そのまま描けば良いのです。
書き終わった時が印刷の時。
手書きだとそれができます。
授業で使う
このことについては、内容がかなり多岐に渡りますので、教育ちゃんねるの方でまとめたいと思います。
まとめ
iPad Proの登場は、Apple Pencilと合わせて使うことで、教師の仕事の様々なあり方においてこれまでにできなかったことがらできるようになるなど、大きなイノベーションを起こしました。
また、教師の仕事の改革に大きな力になっています。
コメント