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ゼロ秒思考を始めて1年半。私のメモの取り方

06-メモ・ノート・手帳部

2015年の4月に「ゼロ秒思考」に出会い,即断・即決の能力を高めてゼロ秒思考に近づこうと思って始めました。

ゼロ秒思考とは・・・

ゼロ秒思考メモ1週間 | 知的生活ネットワーク

それから1年半がたちましたので,現状についてお話したいと思います。

ゼロ秒思考のこの1年

毎日,ずっと継続できたわけではない

最初にお断りしておきたいのは,私は,この1年半,毎日毎日欠かさずに10枚のメモを取り続けられたわけではないということです。

世の中には,ほんとに毎日されていら者る方が大勢おられますが,私はとてもできませんでした。

2,3週間ほど続けられたかと思えば,一月ほど全くご無沙汰したこともあります。

でも,その度に復活させてきました。

結果,継続できています。

毎日10枚書けたわけではない。

10枚というのは,けっこうしんどいものです。

仕事が波状攻撃のように押し寄せているときなどは,心がアップアップしていますから,とてもそういうときにメモ取りをしようというような心の余裕はないものです。

だから,私の場合,1枚だけしか書けなかった日もあります。

でもそれでいいやと思ってきました。

やめなかった。今後も続けていく。

仕事の内容にもよると思いますが,ゼロ秒思考を志してみたものの,毎日10枚というメモ取りができず,挫折してしまった方や,自分にはできないと自信を失っておられる方がいらっしゃるのではないかと思います。

でも,「それでもいいんだよ」と思ってもらっていいのではないかと思います。

「やめなければいい」のだと思います。

私のこの一年半は,平均すると4,5日に一辺できたくらいで,枚数は平均4,5枚といったところだと思います。

「たったそれだけで1年半続けましたなんて言ってる」と笑われるかもしれませんが,少なくともゼロ秒思考メモをやめてはいません。

そして,これから後も続けていきますので,この平均値がだんだん高くなるようにしていきたいと思います。

もし,「とてもできないや」とやめてしまっている人がいらっしゃるなら,明日復活してみませんか。

再開したとたん,「継続している」ということになります。

そして今後の継続へ向けて,大いにモチベーションがあがると思いますし,ゼロ秒思考を手に入れることにも着実に近づきますよ。

様々なところにメモ帳を置いておく。いつ、問題が浮かんでも対応できるように。

さて,波状攻撃のように次々と押し寄せてくる仕事。これに飲み込まれながら,ときどき意識が覚醒して,「あ~。今私は飲み込まれているな~」と思うことがあります。

「自分を見つめるもう一人の自分」と私が表現しているものです。

これが発動すると,自分を客観的に見つめられるようになります。

たすくまのログ取りは,そういう自分を鍛えるのにとても有効だと考えています。

 

さて,そのような状況になったとき,頭の中に怒涛のように課題や疑問がわきおこります。自分が飲み込まれている状態からいったん外へ出てこれた状態です。

この時に,湧いてきた課題をすばやくキャプチャできるようにいくつもの網をしかけています。

 

胸ポケットに薄い手帳か、カード型メモシステム

本の方にも書きましたし,このブログにも何度も書いています。いろんなアイデアや課題をさっとキャプチャするためのメモを常に胸ポケットに入れています。

カードを出して,浮かんできた課題を書いておきます。そうしていったんメモや手帳に預けておけば,後ほど,10秒思考セッションの時間になったときに,そのメモを見てささっとゼロ秒思考メモを書くことができます。

 

机上にフランクリン

フランクリンプランナーは,昔から使っているシステム手帳をアップグレードしたものです。常に机上にあり,さまざまなことを書きつけています。

机上での仕事中に浮かんできた課題は,これに書き留めておきます。胸ポケットのメモ,カード類をはりつけることもあります。

机上でのキャプチャの方法です。

 

メインの、A4の紙の束。

ゼロ秒思考の真骨頂,A4の紙の束。書けるときは最初からこれに書きます。

このように,メモの「お題」となる課題をいつでもキャプチャしておき,「さて,なんについて書こうか」などと課題探しをしなくてもいいようにしています。

僕にとって,ゼロ秒思考から逃げたくなる瞬間というのは,何のお題で書いたらいいかわからなくなる時なので,さまざまな手段による課題のキャプチャは逃げたくなる気持ちをできるだけなくしていくための手段です。

 

いつやるのか

朝起きてから、すぐに1つメモ書きする。

まず,1日のうちの最初の1枚を朝一番で書きます。これはとても楽しい時間です。

お題は「今日はどんな日か。留意点は何か。」というものです。これは,「今日の計画を立てる」という,そのあとのタスクにもつながり,頭が臨戦態勢に入ります。

調子がいい朝は,その後のストレッチのタスクの時に,お題が次々にわいてきます。

「今日一日をまったりと思いだす」というタスクの予約

「たすくま」の,毎日のリピートタスクとして,「退勤処理」のあとに「今日1日をまったりと思い出す」というものを設定しています。

これは,忙しさのあまりともすれば頭がかーっとなっているのをひとまず覚まし,まったりとした気分に戻して,WorkFlowy上の日報のテンプレートを埋めていく作業です。

この後に,「ゼロ秒思考セッション」を設定しています。

つい今しがた一日のことを思い出しましたが,その間,今日思いついたことや,仕事上の課題などがどんどん思い出されます。だから,その後にゼロ秒思考メモで解決の道筋や,シミュレーションをすることで密度の濃い,よいメモがうまれます。

「ゼロ秒思考メモの時間を設定している」というのは,継続にとって大事なことだと思います。

 

以上,特に毎日継続してきたほどではない僕の,ゼロ秒思考メモの取り方についてお話しました。

「やめずに,明日からまた再開しましょう」

 

 

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更新履歴

2016-10-5 公開

2023-08-28 追記

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