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GoogleのAI「Veo3」がYouTubeに搭載?Soraとの違いは?

11 AI部

「テキストを入れるだけで、AIが動画を作り投稿してくれる」

――数日前にSoraが現実化した、AI動画のSNS化。それをYouTubeでできるようになります。

Googleが動画生成AI「Veo3」が、YouTubeに搭載されることが発表されました。
これは、私たちの動画との付き合い方を根本から変える、まさに革命的な出来事です。Soraと違って、これまで日常的に使っていたYouTubeが、AI生成動画の発表場所になるからです。

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目次

■ スマホで完結!「Veo3」がYouTube Shortsをどう変える?

今回YouTubeに搭載されるのは、「Veo 3 Fast」と呼ばれる特別バージョンです。
その名の通り、YouTubeの短尺動画サービス「YouTube Shorts」で、誰でも無料で利用できるようになります。

最大のポイントは、テキストから音声付きの動画を生成できること。
例えば、「渋谷のスクランブル交差点を歩く、スーツ姿の猫」と入力するだけで、映像だけでなく、街の雑踏や猫の足音まで含んだ動画が自動で生成されるのです。

Veo3 Fastの機能

機能ポイント
手軽さスマホのYouTubeアプリから直接操作可能
音声映像に合った音(環境音、効果音、音楽)をAIが自動生成
速さ短いテキストから数秒の動画をスピーディーに作成
料金YouTube Shorts内での利用は無料

■ ライバル「Sora」との違いは?Veo3の本当の強み

動画生成AIの分野では、ChatGPTを開発したOpenAIの「Sora」が先行して話題を集めていました。
では、Veo3はSoraと何が違うのでしょうか。

一言で言えば、Veo3の最大の強みは「YouTube」という世界最大の動画プラットフォームと一体化している点です。

すでに10月1日から先行してリリースされた、OpenAIの「Sora」が現在招待制で特別なアプリを必要とするのに対し、、Veo3は誰もが日常的に使える「お絵かきソフト」のような存在を目指していると言えるかもしれません。

Google Veo3OpenAI Sora 2
音声✅ あり✅ あり
YouTube✅ YouTubeに統合❌ 専用ツールとして提供
解像度最大4K最大1080p
主な用途SNS投稿、日常のアイデア共有短編映画、コンセプト映像

■ 気になる日本での展開は?

残念ながら、2025年10月現在、この機能はアメリカやイギリスなど英語圏の5カ国で先行展開されており、日本での正式なスタート時期は「未定」となっています。

しかし、過去のGoogleのサービス展開パターンから、2026年の早い段階(1月〜3月頃)には日本でも利用できるようになると予想されています。

日本語の音声生成や文化的な調整に少し時間が必要、ということのようです。

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■ まとめ

Veo3の登場は、単なる「面白い新機能」ではありません。
これまで動画制作に必要だった専門知識、高価な機材、そして多くの時間を、AIが肩代わりしてくれる時代の幕開けを意味します。

•誰もがクリエイターに・・・頭の中のアイデアを、スキルに関係なく映像として形にできる。

•コミュニケーションの変化・・・テキストやスタンプのように、動画で感情やアイデアを伝え合うのが当たり前になるかもしれない。

•ビジネスへの応用・・・商品のプロモーション動画や、研修用の短い説明動画などを、誰でも手軽に作成できるようになる。

通勤中に思いついたアイデアを、その場でショート動画にして同僚に共有する――そんな未来は、もうすぐそこまで来ています。

日本でのスタートが楽しみですね!

私の著書

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