※この記事は,2012年に書かれたものを,8年ぶりに2020年9月22日に更新しました。
わたしがメモをとるときに,使っているおすすめテクニックは,次の2つです。
- 連番(ナンバリング)をふること
- タグをつけること
メモおすすめテクニック1 ナンバリングする
アイデアメモなど,ただの忘備録ではない,「メモの魔力」のファクトメモなど,メモすること自体に価値があるようなメモ,数が大切なメモは,連番を降るのがおすすめです。
僕は,2007年からWorkFlowyでメモ取りを始めるようになる2014年くらいまで,7年以上も連番をふっていました。
アイデアメモ自体は30数年続けていて、本棚の棚がメモ帳でうまるくらいなのですが、ナンバリングをし始めたのは2007年からです。
ナンバリングをするようになってから私の中でさまざまなことが変わりました。
一気にメモの数が増えた
ナンバリングする,まではメモといっても、覚書や思いつき程度のことでした。
「むこうからやってきたらつかまえておく」程度のものでしたから大した数にはなりませんでした。
しかし、ナンバリングをするようになって、初年度は1000。
翌年は一気に3000を超え、毎年3500くらいのアイデアメモがかけるようになりました。
目標を定め、そのために1日10個、というように決めたら、なんとかその数に到達するようがんばることができます。
量で勝負の場合、ナンバリングをするのはとても良いことだと思います。モチベーションがつづきます。
メモへの気構えがまったく変わった
ナンバリングをする前は、メモをする日もあればしない日もある、でいたってのんきでした。
ところがなんとか10このアイデアメモをものにしないといけない、と決めていると、脳が臨戦態勢に入るというか、何をするにもアイデアのタネにしようとする脳みそになりました。
最初は息もつけずに窮屈で追いまくられている感じでしたが、慣れてしまうと苦になりません。
臨戦態勢の脳というのも結構頼もしいもんだと思います。
メモの量が質を呼ぶようになった
ナンバリングをする前は「こんなものアイデアでもなんでもないな」と自分でフィルタをかけてふりおとしていました。
その結果、自分の中で納得の言ったものだけがアイデアメモとしてノートに書かれていました。
これでどれだけ多くの良質のアイデアに化けるかもしれないタネをとりこぼしてしまったことか。
でもナンバリングをするようになってからは、とにかく決めた数だけメモをとりますから、「こんなもの」などと言っている余裕はありません、。
「ん」と思ったら、なんでもかんでも書き留めます。
その時点ではくだらないなと思った考えでも、1年、2年たって見返すと「あれ?」と眼を見張ることがあります。時間がたって、くだらないと思われていたタネが醸成されたよいアイデアにかわっていることがあるのです。
くだらないアイデアメモでも1年間に3000個も書き留めていたらその中にいくつかははっとするようなアイデアに出会えるかもしれない。げんにそのような経験がこの5年間に何度もありました。
メモおすすめテクニック2 タグをつける
メモには,行頭に「バレット」としての「タグ」をつけることをおすすめします。
別に大したことではなく,メモの行頭に「食」(食べ物のこと),「ア」(アイデア),「T」(TV),「金」(使った),「本」(抜書),「考」(書いて思考する),「ニ」(ニュース),「人」(人とのであい)などバレット代わりにつけておくのです。
これは,ほぼ日手帳にびっしりとメモを書き付けすぎて紙面がたりなくなったことから考案したものです。
このタグがつけられていることで,あとから検索もしやすくなりました。
このバレットがわりのタグは,現在に至るまで使い続けています。
特にバレットジャーナルでは重宝しています。
僕のバレットジャーナルにおけるラピッドロギングには,このようなもう10年以上使い続けているタグがいくつも出てきます。
バレットジャーナルとの相性バツグンです。
まとめ
2つのテクニックをあげましたが,これは,10年にわたる検証により自信を持っておすすめできます。
連番とタグについては,長期記憶にも役に立ちます。
以下の記事をどうぞ
【長期記憶のためのツール】ノートの転記,連番,タグ,マインドマップ
更新履歴
2012年1月30日 記事公開
2020年9月22日 タイトル,内容大幅修正
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