「週次レビュー」というのは、毎週自分の行っていることの進捗状況を確認し、翌週の目標と達成のためのタスクを日々割り当てることを言っています。
人によって使い方ややることは違うかもしれませんが、僕はこれを2008年から15年ほど行ってきました。
このことで、「本を出版する」という自分プロジェクトを達成に導くことができましたし、プロのコーチになるという目標も2年かけて達成することができました。
自分プロジェクトとは「これをやりたい」と思った思いに名前をつけ、ノートにページを作って立ち上げ、達成スべきことであるということを明確にしたものです。
こちらに詳しくまとめています。
自分プロジェクトを作れ~やりたいことを次々に見つけ、実現していく方法
これまで[週次レビューをやっている」ということはあちこちで書いたり話たりしてきましたが、「どのようにやっているのか」ということについてはちゃんと書いてなかったです。
そこで、時間をかけた自分プロジェクトを確実に遂行するための週次レビューを実際にどの用に行っているのかを、具体的な事例で解説していきたいと思います。
今はどんな構成にするのかまったく考えていません。
現在進行中のップロジェクトをどう進めているのか、とか
これまでどのようなやりかたをしてきたのか、とか
いつ、何を使って行っているのか、など、つらつらと書いていきます。
この記事の趣旨がある程度達成できたら、構成をきちんとたてて、電子書籍や動画など別媒体で発表していきたいと思います。
毎週追記していきますので、質問等あれば、お問い合わせからご質問ください。
目次
11月5日の週次レビュー
バレットジャーナルの今日(日曜)のデイリーログを開き、その次のページから数ページに渡って週次レビューを行います。
達成事項(左ページ)
今週は10月30日からスタートした週でしたので「10月30日~の週次レビュー」とタイトルを書きました。
まず、先週の週次レビューで書いた「来週のゴール」のページを開き、自分が取り組んでいるそれぞれの分野ごとに達成状況をチェックしていきました。
Youtube登録者1000人の取り組み
現在733人。今週のゴールは「トーク」1本、通常動画1本としていましたが、通常動画はできず。✕をつけました。スケジュール的に無理があったようです。来週は1本にとどめることにしました。
1週間に1本をしっかり守っていこうということにしました。
Kindle毎月1冊の取り組み
、12月に出版する「自分プロジェクトをつくれ」の原稿を完了するというタスクは達成できました。しかし電子書籍「50歳からのブログ運営戦略」のペーパーバック化を達成するというタスクはできませんでした。
動画などで学習し、実際にWordでテキストの修正を始めるところまでは進めたので、来週も引き続きペーパーバック化をすすめることにしました。来週のゴールは原稿の修正を終えること。再来週に出版できればOKということにし、11月マンスリーログに書き込みました。
収益化ブログづくり
ブログ収益化のための「見えないブログ」を新たにつくっています。
今回の収益化ブログは季節のイベント紹介ブログ。
1年間を各月のイベント記事で埋めてしまう1年がかりのプロジェクトです。
6月からはじめて、すでに6ヶ月目に入ったところです。
今週の目標は3月のイベント記事を5記事書くことでしたが、見事に達成できていましたのでチェックボックスを塗りつぶしました。
来週も引き続き、5記事を目指します。
ようやく半年まできました。残り半年頑張れば、毎年法っておいてもアクセスがあつまるブログの完成です。
1ねんがかりというような息の長いプロジェクトを遂行するには、この週次レビューが欠かせません。
イラストACへの挿し絵イラスト投稿1000枚の取り組み
については、現在毎日1枚のAIイラストを航行することにしています。
今週は3日取り組めて3枚投稿できたので、チェックボックスには△をつけました。
現在の投稿数は563件。あと447件です。1年余りで達成です。
こんな感じであと6つの取組みを含め12個のゴールをひとつひとつ確認。
「達成事項」の項目にあらためて達成できたタスクを書き起こしました。
来週達成させたいこと(右ページ)
右のページには来週達成させたいことを文章で書き込みます。
毎週のルーチンだけではなく、新しく入ってきた今週達成させなければならないタスクがいくつかありますので、まずはそれを書いた後、自分プロジェクトのゴールを書き込みます。
来週のウィークリーログと「来週のゴール」
次のページを開き、左のページには、来週の週間計画を書きます。
「Weekly Log」と呼んでいます。バレットジャーナルの基本コレクションにはないページですが、僕は週次レビューをしなければいくつもノブロジェクトを遂行しにくいので、マンスリーログとデイリーログの間をとりもつものとして、このWeekly Logを毎週書いています。
ここには「基本ルーチンとタスク」の欄と週間計画の欄があります。
基本的には毎日定時に行うルーチンとしてのタスクを行いつつ、事前にわかっている予定についてはそれを書き込んで、その分できないタスクをどこに入れ込むがを調整します。
右のページは来週のゴールです。
先週のゴールの達成状況を確認しましたので、それに基づき、来週どこまでやるのかをリストにして書いておきます。
このリストを見ながら毎日のデイリーログを組み立てて、毎日毎日、それを達成していきます。
優先順位をおとしてしばらく休ませるプロジェクトについては「棚上げ」をします。
バレットジャーナルの末尾に「棚上げリスト」のページを作っていますので、そこに追記していきます。
これはバレットジャーナルが次のノートに引き継がれるときに書き写され、タイミングが来たら復活させるようになっています。
この「棚上げリスト」をつくり、今続けるのか、しばらく休ませるのかを判断するのも週次レビューの大切な役割となります。
デイリーログへの落とし込み
ウィークリーログと来週のゴールを見ながら、明日のデイリーログを立ち上げておきます。デイリーログは前日の夜に書いておくのです。
これを参照しながら1日生活します。
行動したこと、考えたこと、学んだことなどそれぞれバレットジャーナルの書きかたである「ラピッドロギング」でどんどんキャプチャし、記録していきます。
できてないことは今日中にやりますし、今日できなかったことは明日に持っていきます。これは毎晩23時から行っている「日次レビュー」で判断していきます。
こうして「自分プロジェクトの立ち上げ」→「週次レビュー」で毎週の進行状況を管理→「日次レビュー」で毎日との振り返りをすることで、いくつものプロジェクトを確実に遂行していきます。