※ 2021年11月1日に追記しました
9月に出版した電子書籍
この本は,カテゴリのランキングで1位をとることをねらって書きました。
そして,ねらったとおり,9月12日に出版して,5日後,1週間を経ずしてこの本で「倫理学・道徳」カテゴリでの売れ筋ランキング1位をいただくことができました。
いったい,どのようにして,ねらったランキング1位をとることができたのか,まとめておきたいと思います。
実は,「無料ランキング1位」は,そんなにすごいことではありません。無料で沢山ダウンロードしてもらえばいいので,読者の敷居はとても低いからです。
したがって,たくさんの人に「こんな本があるよ!」ということを知らせることができた上で,「読んでみたいな」と思っていただければ,とることはできます。
そのために有効なのが,事前の盛り上げだと考えています。
目次
事前にメルマガで盛り上げる
この本は,僕のメルマガ「知的迷走通信」から企画をはじめました。
事前にアンケートを取ったら,シニアのためのブログについての本を出して欲しいという反応があり,需要があることを確認。シニアによりそったブログ講座というコンセプトでメルマガを書くことを決めると同時に,特典としての電子書籍をつくるということにしました。
その後,Amazonでちゃんと売出し,そこで1位を取った本をメルマガ購読の特典にしようというというコンセプトに変更。KDPで有料販売をすることに決定。
本格的な電子書籍の執筆に入ります。
これが6月でした。
プロセスエコノミーの手法
6月以降,メルマガで執筆状況を知らせ、興味を持ってもらいました。
構成までできた,本文を書き始めた。
しかし,構成を見直そうかどうか迷っている・・
一気に構成から書き直し始めた・・・
このような状況を毎週発行するメルマガでお伝えしていったのです。
そして,執筆のクライマックスでは、モニターを募り,評価をしてもらいました。
過程に価値を感じてもらう,プロセスエコノミーの手法を使ったわけです。
モニターを作って客観的な評価をもらい協働性を高める
モニターになっていただくことについては,二つの理由があります。
一つは,自分が書きたいことだけになっていないか,ちゃんと需要に沿うものになっているのかということを評価してもらうためです。
読み始めてから読み終わりまでスッと読めるのかどうか,興味を持って読み続けてもらえるのかどうか。
それを評価してもらい,執筆の仕上げに活かすためです。
幸い、どちらもよい評価を得られたため、出版を決めました。
もう一つは,「共犯者(いい意味で)」をつくり,協働意識をもってもらうためです。
あの本,自分も加勢したんだ,と思ってもらえるようにするためです。
自分の評価が執筆の参考にされるわけですから,「自分もいっしょにつくったんだ」というような気持ちになってもらえたらいいなと思ったんです。
製品版をプレゼントする
出版前に,数ヶ月の間,執筆に興味を持ち,応援してくださり,いっしょに歩んでもらったお礼の意味を込めて、製品版をプレゼントしました。
かなりの冊数をプレゼントしました。
これにより,私のKindle Unlimitedでの読んだページ数によるロイヤリティは減りますが,それでも感謝の気持を表すことの方が大事だと考えました。
評価をお願いする
出版後は,メルマが読者へ向けてAmazonのカスタマーレビューへの評価をお願いしました。
「やらせ」ではなく,すでにTwitterで感想を述べてくださっていた方に,そのままカスタマーレビューに書いてもらえると,買おうかどうしようか迷っているからの参考になるからとお願いしたのです。
これも無理強いするとやらせになるので,あくまでも気持ちを尊重しました。
その上で1か月で13という評価を得ることができたのはとてもありがたいことでした。
以上,メルマガで盛り上げてきたことにより,読者の皆様が出版当初の売上等に大きく関わって下さったと思っています。
メルマガによる,プロセスエコノミーの手法はとてもよいと思います。
事前にnote 記事で盛り上げる
メルマガと並行して,note でも進行状況を知らせていました。
これら,一連の記事で私のほんのことを知って,読みに来てくださった方もおられると思います。
出版後にしたこと
すぐに無料キャンペーンを打つ
ランキング1位になるためには,初速が大事です。
なぜかというと,出版語すぐには勢いがあり,一気にダウンロードされるからです。
その初速をできるだけ加速していくことで,売上ランキングがあがっていきます。
そのために,すぐに無料キャンペーンを打つ必要がありました。
無料キャンペーンでは,多くの人が目に止めてくれます。
沢山の人の目にとまるわけです。
その人達が「無料」ということでダウンロードしてくれる。
出版語は,この数が多いはずです。まだ誰も読んでいないからです。
ダウンロードされた数がランキングに影響するので,当然,まだ誰も読んでいない段階,すなわち出版語すぐにキャンペーンを打つ必要があるわけです。
SNSとnote で拡散
無料キャンペーンを初めたら,すぐにtwitterとnoteで拡散しました。
また,noteでも周知しました。
これで,結果的に286 冊もダウンロードしていただけました。
2位でスクショを撮り,拡散
note 記事がこちらです。
この時点でどんどんtwitterで感想や評価をいただくようになったので,それをTweetしたり,note に書いたりしたりしました。
そして,翌日,1位になります。
1位でスクショを撮りあらためて拡散
そして翌日とうとう1位になりました。
すぐにスクショを撮ってTweet
noteにも記事を書きました
以上のように,出版してからはすぐに無料キャンペーンを売ってできるだけダウンロードしていただくことで初速を得て,成果をどんどん拡散していきあました。
以上,無料ランキング1位をとるまでにおこなったことをまとめました。
編集履歴
2021年10月25日 公開
2021年11月1日 追記
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