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私が定年退職後の仕事を探す理由

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このブログでは、リアル定年退職就活も行っています。

筆者は、リクナビNext に登録しており、日々送られてくるオファーのメールに目を通し、自分のできる仕事にはどんなものがあるのか調べています。

筆者の仕事では、再雇用を選ぶのが一般的です。

現在教育界は教師のなり手のなさに喘いでいますので、私たちシニアが第一線で働くことには大きなニーズがあるのです。

したがって、わたしなどは就活などせずともすぐに講師として採用されることがほぼ確定的です。

しかも,法律の改正などで、同一仕事は同一待遇ということになってきていますので、 給与もこれまでとさほど変わらない条件で仕事を続けることができます。

そんな環境にあるのに私が リクナビNext に登録して60歳以後の生業を探しているのには訳があります。

定年後の生業を数年前から探しているわけ

副業ができる仕事をしたい

副業したい

これが一番の理由です。

私は公務員ですので副業ができません。

公務員のまま再雇用に応じても同じく副業できません。

ですから,定年退職後は公務員でなく,副業ができる仕事に就きたいと考えています。

 

公務員のまま再雇用に応じれば,今よりも給料が激減することはありません。生活にこまらないくらいはもらえるはずです。

しかし,それよりも,副業で稼いでみたいという思いがうずうずしているんです。

何でもいいから仕事をして生業を稼ぎつつ,コーチング,イラスト,ブログ,Youtube,ライターなど,さまざまなことを副業にして稼いでみたいと考えているからです。

だから,就活しています。

副業するための就活。なんだかおもしろいですね。

再雇用では65歳までしかできない

再雇用は,65歳までしか保証してくれません。

これが二番目に大きい理由です。

 

私は仕事ができる間はずっと現役で続けたいと考えています。

しかし、いくら好きな教育の道で再雇用に応じるにしても,結局65歳からは仕事探しをしなければなりません。

それなら,今から就活をしておいて,さらに長く働ける道を探ったほうがいいです。

全く違う仕事をしてみたい

3番めの理由「まったく違う仕事をしてみたい」です。

 

私は大学を卒業した途端教師になり,教師一筋にうちこんできました。

[st-kaiwa1]こんなのんきな顔して好きなブログ書いてますが,リアルな私は,毎日21時すぎまでは教育の仕事の中で生きています。[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa2]うそっぽい![/st-kaiwa2]

いや,いや本当ですよ。

専門家としての勉強を続けることは欠かせないんです。

それに生きがいを感じ,40年近く毎日そんな生活を続けてきました。

ですから,教師の仕事以外なにもできません

 

教師の仕事はこよなく愛しています。

大好きです。

しかし,せっかく生まれてきたのですから,まったく違う生き方もしてみたいと考えています。

ですから,数年前から就活しています。

追記:マルチ・ポテンシャライトであることを生かしたい

私は、したいことを一つに決められないマルチ・ポテンシャライトの傾向を持つ人間です。

 

マルチ・ポテンシャライト的には、人生の中で、「教師である」時代は終わり、別のしたいことが現れて今度はそれをする「フェニックス・アプローチ」的な働き方です。

 

幸い自分には、教師であるということ自体がアイデンティティではありませんから、すぐに別の人間になることができます。

 

先生が足りない時代、教育委員会の立場からすると教師ができる人材がひとりいなくなることは困ることではありますが、ごめんなさい。

でも、仕事が見つかるまでの間は、お世話になるかもしれません。

本当はさっさと見つけて退職と同時に転職を決めたいのですが。

これまで就活してきて感じること

以上のような理由で,私は定年退職を控えて,数年前から退職後の就活をしてきました。

何度も書いていますがリクナビNextに自分のできることを登録し,マッチングの情報を得ることができるようにしています。

また,講演などで出会った方に会って,業界のニーズなどの話を聞いてきています。

 

そんな中で感じるのはつぎの点です。

  • 50以上の条件の良い正規の転職の口はなかなかない。
  • しかし選り好みしなければ,確実に仕事はある。

 

つまり,こちらの条件を低く抑え,「なんでもやります」という気持ちがあれば,再就職に失敗することはないだろうということです。

実際,条件に目をつぶりさえすれば,毎日のようにオファーのメールがきています。

それだけ,ニーズがあるのです。

自分のできることのうち,どんなことが世の中に必要とされているのかよくわかります。

最初の人生で精一杯自分のため,家族のためにやってきたのですから,二番目の人生では,自分の能力を必要としている人をサポートするという気持ちでいると,うまくいくのではないかとおもっています。

 

まだ30歳,40歳で,定年など先の話とおもっている人も,定年後のことを考えて準備するのにはやすぎることはありません。

世の中に,自分の持っているどんな力が必要とされているのか,それを意識して30代,40代をすごすことは,先々にとって意義のあることだと思います。

その期間は足りないところ,弱いところを補ったり,得意なところを伸ばしていく時間になります。

意識があれば,です。

更新履歴

2020-1-18 公開

2021-1-7 不可修正

2021-1-8 追記

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