これまでの背中を押すシリーズで、白黒でも良い、センターイメージも簡単で良いということを述べてきました。
少しはハードルが低くなりましたか?
それでも、マップを描くような時間がないと言われる方もおられるでしょう。
今日は、そのハードルをぐっと下げていただきたいと思います。
目次
1.全部描かなくていい
マインドマップの立派な例ばかり見せられていると、とてもあんなものを描く時間がないという気になってきますよね。
フルマップなど一体何時間かけたのですか?というようなものを見せられると、あ!無理!と思ってしまいます。
そこで,結論は「一部分でもいい」です。
全部描いてしまう必要はないんです。
ブランチ1つだけ、空白だらけでも構いません。
「今はここまで」でいいんです。
後からマップを見返したとき、新たな気づきが生まれてそこに描き足すことがあります。そうやって、じっくりと育てていくつもりで良いのです。
書いている最中に新たな課題が見つかり、それをマップにしたくなったら、今描いているものはそのままにして、別のページに描き始めます。
私のマップ手帳には、そうした一部分のマップがゴロゴロしています。
それは、決して残骸ではありません。
未来の自分に残した宝の箱です。
時間がたってみると思いもかけないことと結びついてアイデアが生まれることがあるのです。
2.綺麗に描かなくても良い
綺麗に描けばより効果的ですが、綺麗に描くことを第一に考えてしまうと、どうしても後ずさりしてしまいます。
今は忙しいので、とてもマップを描くときではない、と。
描きなぐりでも構わないと思いましょう。
描くことの方が大事です。
描くとなにがしかのものは残るのです。
むしろ、描き殴ったくらいの方がその時の勢いというものが現れます。
後から見返した時、よく思い出すことができるはずです。
3.さっとかける環境を作っておく
思いついた時にさっとかける準備を私は3つしています。
モレスキンの持ち歩き手帳
堅牢で小さいので、歩いている途中で立ち止まって描くことも多いです。
また,マインドマップでは,紙を横長にするというルールがあります。
モレスキンの場合,堅牢なので,横置き縦開きして書きやすいということも,持ち歩き手帳としておすすめのポイントです。
A4の紙の束の準備
2つ目は、職場の机上に4の紙を何十枚か束にして載せてあることです。
大した厚さではないので、普段はその上にものを乗せて仕事をしたりノートを書いたりしています。
マップを描きたくなったらさっとその紙に書き始めるのです。
マインドマップアプリ
3つ目は、マインドマップアプリです。
公認の iMindMap がおすすめです。
これは1年間のサプスクリプションを行えばクラウドが使えますので、デスクトップアプリも、iOSデバイスも、全てが同期します。
私の場合は即マインドマップというよりはリラックスノートになる方が多いのですが。
リラックスノートについてはこちら
→ ここでようやくリラックスノートについて語る
以上のように、「しなくてもよい」というマインドと、ものの準備をしておくこととで、細切れ時間しか取れなくてもマップを描き始めることができます。
いかがでしょうか?
マップを描く背中を押して差し上げられたでしょうか?
それではまた。
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更新履歴
2017-8-3 公開
2021ー8ー18 追記
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