マニャーナの法則にで一番心に残ったのは、自分でコミットしたタスクによるクローズリスト作りという考え方でした。
わたしは「たすくま」で毎朝スケジュールデザイン(1日の計画を立てること。2006年頃から使っている造語)をしています。
それはOmniFocus2に入れたtodoのリストから,今日できることや,今日からスタートするタスク,今日が期限のタスクなど選んでを埋め込んでいく作業です。
「マニャーナの法則」を読んでいるうちに,実はこれが自分がコミットしたタスクによるクローズリスト作りなのだということを認識しました。
たすくまには、毎朝,これまでの行動記録からリピートされた、デイリータスクが提案されます。スクワットやるんだ,とか,昨日のデジタル日記を書けとか。
さらに,カレンダーに書き込んである予定が読み込まれます。14時から研修だとか,16時半から連絡会だとか。
この2つがたすくまが提案して来たもので,毎晩午前1時に生成されるように設定しています。
この基本的な計画に,OmniFocusやフランクリンプランナーのリストに書いてあるタスクを24時間の枠に余りが出ないように埋め込んでいくことで,今日のクローズ・リストが完成します。。
どのタスクを今日するのかは、週次レビューにより事前にフランクリンプランナーを使って「これは月曜」「これは火曜と水曜で・・・」などと割り振っているのですが、それはただ,便宜的に放り込んでみただけで実際にそれを済ませてしまう時間があるのかどうかはわかりません。
しかし,たすくまに様々なスケジュールやタスクを入れ込んで見ると、時間的に無理であるのかできるのかがわかるのです。
寝る時間は12時以降にならないようにしたいし、できれば9時以降の3時間は知的生活の時間をとりたい。それができるように、残された時間と折り合いをつけながら、あるタスクは今日のリストから省き、あるタスクは予定している時間を減らすなどして実効性のあるリストにしていきます。
バッファーを作ることをもわすれてはいけません。
こうしてデザインされた1日のリストは、これはもう完全に私が「コミットした」クローズリストなのです。
わたしは、たすくまによって、OmniFocusやフランクリンプランナーで組み上げてきたリストを最終的にクローズするのです。
そういう運営の仕方がほぼ間違っていなかったのだ、ということが、この「マニャーナの法則」を読んでわかりました。
たすくまは,2014年の7月,配信開始のその日に購入しましたが,本格的に使用し始めたのは2016年になってからです。
それまではずっと試行してはやめ・と繰り返していたのですが,今夏はもう10か月以上続いています。それは,上のようなたすくまによるクローズ・リストづくりを1日の初めに行う,ということを始めてからです。見事に自分のタスク管理の中にきちんと居場所を持つことができました。
OmniFocusというプロジェクト管理アプリ,フランクリンプランナーというアナログによるライフデザインツール,そしてそれをクローズ・リストづくりのために統合してくれるたすくま。
髄部に全に紹介したように,たすくまは,私にとって「手順書」の役割を果たすものですが,実効性のあるクローズ・リストをつくりだすためのものでもあります。
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