XOOPSから離れていた
XOOPSはCMSであるから、基本的にコンテンツの入力はブログでOKのはずです。
CMSである限り、たんたんとカテゴリー設定をしながらブログにアップしさえすれば、あとはカテゴリーごとに勝手にブロックに分けられて表示されるからです。
カテゴリーAは内容や写真を表示して新しいものから2つだけをトップ画面の中央にとか、この二つのカテゴリーB,Cはタイトルのみ、トップ画面の上の方に左右に振り分けてとか、カテゴリーDは左のサイドバーにタイトルのみ10個とか、そのようなレイアウトが自動的にされ、ブログにコンテンツを書くだけで自動的にレイアウトされていきます。
この、書くだけというのがCMSの良さです。
極端な話、日々の情報入力はスマートフォンからのみで事足りる。管理画面をPCから開く必要すらないはずです。
ところがこれまでのXOOPSは、この入力のモバイル性において弱かったのです。
後進のDRUPALもJOOMLAもモバイルからの入力が可能だったのに、XOOPSはWordPressMEという、WordPressの機能縮小版モジュールをいれるしか、モバイルからの入力の方法がなく、いちいち机について、PCから入力するしかありませんでした。
この点でXOOPSは、私の中で「オワコン」となり、XOOPSでの更新が滞り、他のCMS探しが、続いていたのでした。
いろいろと試しましたが、DrupalもJoomlaもModxもどれも新しいことを学ぶワクワク感を私に与えてくれました。
そしてそれぞれに魅力がありました。
特にModXについてはDreamweaverでつくった静的サイトのような作りこみができることと、CMSの動的な表現が共存されているということでこれはもう痒いところに手が届くカスタマイズが出来、かなり勉強しました。
しかし、それぞれ魅力があるにもかかわらず、やはりXOOPSにもどってきてしまいます。わかりやすさではXOOPSが一番だったからです。Modxのカスタマイズ性には目を見張りましたが、残念なことにブログが弱く、私のニーズを満たしませんでした。(WordPressとのインテグレートができるスニペットはあったのですが、私の環境ではいくらやってもだめであきらめました)
そうして何度も行きつ戻りつしつつ、こういう状況が3年以上続きました。
すべてを解決したXOOPS X!
ところが今年の秋頃、何気なくXOOPSの公式サイトをみて驚きました。
XOOPSXというバージョンがあるではありませんか!
書店にいくとXOOPSは古い書籍しかなく、開発はもう終わっているとばかり思っていたのに。
まだ開発が続いており日々新しくなり続けている、ということに、私は驚愕し、興奮しました。
今の時代だから、スマートフォンからのアクセスがようになっていはしないかと期待を込めて調べてみたら、新しいモジュール、XpressMEが目に入ってきました。 WordPressと簡単にインテグレートできるモジュールとあります。
私の身に電撃が走りました。
WordPressの機能縮小版ではなく、WordPressそのものが使えるのです。これがどれほどの恩恵を私に及ぼしてくれるのか計り知れません。
これまでの3年間のもやもやが一気に解決です。
XOOPSでWordPressが使えたらなあというただその一点のためにXOOPSから疎遠になっていた私は、喜び勇んでXOOPSXを導入しました。
どれほどいいのかについては、また稿をあらためて書きたいと思いますが、XOOPS Xは、私がもっていたニーズを全て解決してくれました。
この秋、サイトを三つ立ち上げなければならなかったため、すぐに三つともXOOPSで構築。
そろそろ3ヶ月ほど立ちますが全く不満はありません。
スマートフォンからコンテンツを入力することができるため、場所を選ばずにどんどんコンテンツの入力ができています。(さすがに勤務先ではやりませんよ)
現在、8年ほど前に立ち上げたサイトをXOOPS X で再構築しようとしているところです。
クリスマスですね
この原稿は、天神のカフェで書いています。雪がまっていてとても寒いですが、カフェの中はとてもあたたかい。
これからしばらく天神の街を歩き、クリスマスの街の空気を吸ってから、インクを買って帰り、年賀状を印刷しなくちゃ!
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