月曜日は、ハマトンの「知的生活」より私が好きな箇所を引用して紹介しています。
優れた業績を残した偉人が若いころあまり勉強もせず、劣等生であったり、御し難い人間であったりしたという例をひいてきて、自分と比べ、いい気分になることがあります。
ハマトンはこのように述べています。
「しかし、そのようなすぐれた人物と自分が、少なくとも若い頃に限っていくらにているからといって、まあ、それですっかりいい気分になったとしても、次のことをまったく忘れてしまうわけにはいきません。つまり、学校や大学でみっちりと知的訓練を受け、世間の競争に乗り出す以前にすでに立派な成績をあげ、名声を勝ち得た著名人もまた、きわめて大勢いるのだということです。
確かに若いころ劣等生だった人で将来名をなした人はたくさんいますが、しかしその若いころから優秀だった著名人もいくらでもいる、ということです。
ハマトンは、知的生活は、その人の精神力にかかっているといいます。
精神力を養うための訓練として、学校で教師から課される訓練には効果があると・・・。
コメント