「どこでも誰とでも働ける」についてのお話です。
どこでも誰とでも働ける人になれれば、転職のハードルも低くなるというものです。
そのために、最初に登場するのが、ギブアンドテイクではなく、
ギブギブギブギブアンドギブだと
著者は言います。
その中でタイトルの言葉に出会いました。
著者が最初に持っていた「与えられるもの、提供できるもの」は、Windows95登場前夜、まだパソコンを得意な人が少なかった時代にあって、議事録をその場で打てる能力だったと言います。
他人よりも議事録を取るのが速い。
これだったそうです。
この一つの武器を惜しげも無く与え続けているうちに、様々な会議に呼ばれるようになり、そこで得た知識をシェアしたり、人同士をつなげるハブになったりしていきながら、さらにスキルを伸ばし成長していったとのことです。
あなたが今持っている武器はなんですか?
たった一つでいいです。
心に思い浮かべてみましょう。
そのたった一つのものを見返りを全く考えずに、提供し続けるのです。
ここから、信頼が積み重なり、さらに人を呼び、スキルが向上し、そして、提供できる武器が増えていくんです。
最初に持っているものは小さくても、それを惜しげも無くシェアしていくことで、どんとん成長が加速する。
これを著者はわらしべ長者と呼びます。
とても共感できます。
私の武器はなんだろう。
10年間ブログを書き続けてきたことかな。
そのことをメルマガでギブしていると、知り合いがTwitterで人と繋げてくれるようになりました。
コーチングもそうです。
今の仕事では副業ができないので、絶賛無料でプロのコーチングを提供しています。
これもギブギブギブギブの世界です。
これが、どういうわらしべ長者になっていくのかちょっと楽しみ。
あ、見返りを考えてはいけませんね。
そんなことちょっとでも思ったら、きっと成長が加速することはないのでしょう
ギブギブギブできるたった一つの能力を武器に、それを惜しげもなく与え続けていくうちに自分の能力も広がり、成長も促される。
このことを信じて、ひたすら与え続ける人生を選ぶことは、実にワクワクすることです。
更新履歴
2019-12-12 公開
2021-2-19 追記
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