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Evernoteの「超」データベースなところ

知的迷走日記保管庫

データ,データというけれど

昨日,データに「萌えて」ましたというような記事を書いたんだけど,データといえば,以前@ruu_emboさんと以前話していたとき,こんなことをつぶやいてました。

で,それぞれをもう少し詳しく見てみた。

参照するためのデータ

これはもう,いわずと知れた,いわゆる「データ」。

「データ」と同じくらい心をぐっとつかんでいた言葉である「情報」。

Evernoteやシステム手帳に,あとから必ず参照されることを前提に保存したもの。

仕事上必要な手順,法規,規定とか,よく使う電話番号とかそういったもの。

後から参照されることを前提にしているので,参照するときの「浮き」としてのタグやカテゴリなどの属性をつけやすい。

検索開始から10秒以内に見つけられるように日々メンテナンスされている。

私のEvernoteの中の一角に正統的なデータベースを形作っている。

evernote データベース | 知的生活ネットワーク

 

 

 

参照されるかどうかわからないけど保存してみたデータ

Evernoteに入っているデータは,もうこれがほとんど。

サイトを見ていて,「お」と思ったらすぐにEvernoteにページごとおくっちゃうし,人に紹介したいおいしい料理を食べた時はFastEverSnapで撮影してEvernoteに送っちゃうし。

それらは,後から検索されるのかどうかすらわからないが,「この料理だよ!」って人に見せる時には参照されるデータであるわけだから,一応データベースに放り込んである。

でも,この手のデータは,ほぼ後から検索したことがない。Evernoteを使い始めて6年になるけれども。

いわゆるライフログとしてあとからぱらぱらと見返すことはある。

そんなデータ。

 

参照するほどのものではない,アイデアっぽいもの

「ひらめいたアイデアを逃さない!」

「忘れないようにすばやくキャッチ!」みたいな宣伝文句につられて,道を歩いていたり,電車にゆられていたりするときぼんやり頭に浮かんだものを「すばやくキャッチ」してきたが,これが後々すごい生産の種になった,というようなことはほぼない。

でも,あとからぱらぱらとめくってみると「なんだか妙なものキャッチしてるなあ」と自嘲的に笑える種になっておもしろい。

そのときはきっと,「かっこいい!あとから何かにつかうぞ!」と思ってキャッチしていたのだ。

 

「超」データベース Evernote

こうしていて思ったのだが,2番目3番目を同居させることができるのが,Evernoteの「超」データベースなところ。

とにかくいれておけば,なんらかの形で引っかかってくる。

それがおもしろい。

そのうち,何らかの生産の種になるといいなと思いながら蓄積しているが,でもそんな日は簡単にはやってこないだろう。

システム手帳をいじりまわしていたころのように,Evernoteを毎日いじりまわしていて,ようやくそんな生産の種になるようなデータがひっかかってくるのにちがいない。

過去にはそんなことをやっていた形跡がある。

すきま時間に、evernote | 知的生活ネットワーク

個人データベースの蓄積は1995年でやめたのだが,いつのまにやらまた再開していたことが面白い。それに6年間気づかなかったことも面白い。

私は,やめたはずの個人データベースの蓄積をいつのまにかまた始めていたのだった。

そういえば,6年前は風呂の中に防水ケースに入れたiPhoneを持って入って,お風呂タイムにEvernoteのタグつけをやりながら埋もれていくデータに浮をつける作業をしながら過去に蓄積したデータに再会していたんだったっけ。

また始めて見るか・・・

 

 

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