※2020ー9ー15 追記しました
ミニサイトに出会って4年になるLyusytleは,過去に
- 図鑑
- 教科書型
- 物語型
のミニサイトをことあるごとに作ってきました。
この記事では,ミニサイトの作り方とその実例について説明したいと思います。
目次
ミニサイトとは?
ミニサイトとは,テーマを絞り込み,そのテーマでの読者のニーズを満たす記事を,20記事程度で網羅するサイトです。
ブログとちがって,更新型ではなく,仕上げたら放置のクローズ型。
小さな教科書やパンフレットを,たくさん作ってネットに並べておく,というイメージでしょうか。
これは,わたしが初めてミニサイトというものに出会ったきっかけの本です。
テーマを絞ったコンパクトサイズのコンテンツで,訪問者のニーズをガッチリ満たす「ミニサイト」
「ほったらかしでも月10万円!ミニサイトをつくって儲ける法」
ミニサイトの種類と実例
僕が捉えているミニサイトには,いくつかの種類があります。
- あるテーマについての情報が網羅されている「図鑑型」
- あるテーマについて,そのやり方を説明し,それを読むと一通りのスキルや知識が身につく「教科書型」
- そして,何らかのストーリーが述べられている「物語型」
図鑑型
「薄いメモ帳」という人気メモについて,その機能を紹介したサイトです。
いつのまにか,「無効なURL」となっていて,ここにリンクを貼れないので,確認の上,更新時にリンクを張ります。
写真つきで機能がわかるようなサイトになっていますので,図鑑型のサイトだと言えます。
10記事もありません。
教科書
教科書型としては,今更人に聞けないEvernote というミニサイトを作っています。
およと10記事くらいの,これからEverenoteを始めようという人向けに一気に書いたサイトです。
書いてから6年ほど経ちます。完全放置です。
教科書型ミニサイトでよく読まれている 山根式袋ファイルの作り方と運用 というサイトがあります。これは山根式袋ファイルというデーターベースの作り方とその使い方を,たった3記事で構成したものです。
倉下忠憲さんの著書でも参考サイトとして紹介されています。
これも完全放置です。
物語型
25年前からのパソコン通信~Sydney日本人学校での生活~ というサイトは,僕が本を出す時の前段階として作ったサイトです。
9記事で,物語を読みすすめるようにサイトを閲覧できるようになっています。
本を書きましたので,完全放置です。
ペラサイトという,1枚の記事(ペラ)でつくるサイトもあります。
商品を売るためのサイトとしてよく見られます
1枚のペラで全てを網羅,完結するタイプのサイトですが,時折5ページくらいで構成されてい場合もありますので,ミニサイトの一種とも言えるかと思います。
ペラサイトについてはこちら。ペラサイトとはなにか?アフィリエイト初心者におすすめの理由
ミニサイトづくりの流れ
ミニサイトは,以下の流れで作っていきます
ミニサイトのテーマを決める
ミニサイトは,そのテーマにおける読者のニーズをすべて網羅しますので,ほどよい記事数に収まるテーマを決めることになります。
多くともの20記事書けば,そのテーマについては網羅できる,というようなテーマをさがしましょう。
「ミニサイトをつくって儲ける法」には,
- 「ベランダで鳩が卵を産んだ」
- 「キューバ旅行情報館」
- 「3,500円以下で泊まる!東京の格安ホテル」
- 「東海道53次ウォーク」
- 「東京温泉」
などのテーマが挙げられています。
どれも,これだけ書いたらおしまい!という,クローズできる内容で,程よい量のサイトテーマとなっています。
収益化を目指す場合は,ASPに紹介できる案件があるものを見つけるというのは必須ですね。
ミニサイトの設計をする
ブログと違って、できたらそれ以上のページ、記事が増えることはなく、クローズして完全放置となるミニサイト。
トップページには、全部のページが見渡せる「目次」を表示することになります。
下のは,,「山根式袋ファイルシステムの作り方と運用」のトップページです。
たった3記事しかないので,目次は大きめに作っていますが,このようにトップページですべての記事,ページにいけるよう,サイトの構成,デザイン,コンテンツの選択等の設計を行います。
僕がつくったミニサイトの例としてあげているものは,すべてこのブログの記事からのスピンアウトで,それぞれのコンテンツの数も少なかったので,さっさと取り掛かり,トップページを作りながら設計しました。
しかし,ゼロから作る場合は,エクセルなどでコンテンツの内容,タイトル,順番などを決めてから,ひとつひとつ計画的につくっていくことになります。
ホームページ作成ソフトか,ブログかを決める
ミニサイトを作る時,用途によってブログか,ホームページ作成ソフトかを使い分けるとよいですね。
以下の記事で詳しく述べています。
ミニサイト作りにはホームページ作成ソフトとブログのどちらがいい?
計画的に淡々と記事を入れる
設計図ができているので、あとは計画をしたがって淡々と記事入れをします。
30記事なら、1日一記事で30日で完成です。
1日一記事は、そんなに難しいことではありません。
サイトの設計をする時点で、それぞれの記事に何を書くかがきめられているので、ネタ探しをする必要がないからです。
資料集めやリサーチが主な仕事になりますので、1日の隙間時間でチマチマと進めていけば大丈夫です。
2日に一記事でも構いません。
その場合には60日かかりますが、それでも一つの資産となるサイトが60日でできるのですから、十分な速さだと言えます。
ブログから抜き出す作り方
ミニサイトを初めて作るときには、すでに書いている記事を使うのがおすすめです。
僕が作ったミニサイトは、最初は全てこのブログの記事だったものです。
ここから、何か抜き出せるものはないかな、と考えました。
「山根式袋ファイルシステム」は,このブログの記事だったのもですが,そのテーマ自体が実にユニークで,たった3記事しかないのに,よくアクセスされ,ブログの中でも異彩を放っている感じでした。
ブログのアクセスの稼ぎ頭でもあったわけですが,これは「山根式袋ファイル 作り方」などのキーワードで一サイトにまとめた方がいいと考えて抜き出しました。
抜き出す記事の選び方
どのようにして抜き出す記事を選んだか説明します。
- 話題が完結しているもの
- 一つのキーワードで独立したサイトを作った方がアクセスされそうな記事
現在,このブログには,まだまだミニサイトにして独立させようかと考えている記事があります。
これは,バレットジャーナルについて,30記事を書くというプロジェクトで書いたものです。
今後も,バレットジャーナルネタは書いていきたいと思っているのでミニサイトに独立させていませんが,ここでいったんクローズして「教科書型」ミニサイトとして独立させることもできます。
これは,全部で5記事ほどしかありませんが,うちのブログの稼ぎ頭のトップ10に2記事も入っています。
これは,今後記事を増やすことはなく,ある程度網羅されているので,ミニサイトに独立させたほうがいいと考えています。
「チャリチャリ 使い方」「チャリチャリ 放置」「チャリチャリ 料金の払い方」などで上位表示されると思います。
まとめ
ミニサイトづくりにハマって4年になります。
一番作りやすかった方法は,ブログから網羅できるほどよい分量のカテゴリや記事を見つけて,スピンアウトして作る方法です。
最初に上げたわたしのミニサイトは,すべてもとはこのブログの記事でした。
それをこのようにしてミニサイトに書き出すことによって新たな生命を吹き込まれ,居場所を与えられたということになっています。
今後,以下について,記事を書き進めていきます
- ミニサイトの利点
- ミニサイトで収益化するには
- おすすめの書籍
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