縁者のみなさんが,立て続けにご自身のブログからコンテンツを切り出してKDPを作っていらっしゃいます。
私も「知的生活」というものフィーチャーしたブログをつくっていることから,8月ごろブログをまとめてKDPにしようとしたことがあります。
何をどう切り出して再構成するのか,ということはとても楽しい作業です。
その再構成の結果,このブログのカテゴリーが大幅に修正され,カテゴリーを目次として全体として本を書き進めているかのような気持ちでブログを書くのも楽しいなと思いました。
自分のブログで自由なアウトラインプロセッシングを体験する | 知的生活ネットワーク
本を書くようにブログを書いてみたいなと思いました。 …
本を書くようにブログを書いてみたいなと思いました
結果的に,「25年前からのパソコン通信」を先に上梓したわけですが,このブログからいろいろなコンテンツを切り出してKDPにしようと計画をたてています。
ところが一度経験したことですが,切り出してみるのは結構難しい。切り出したものをどう整理していいか混とんとしてわからなくなるわけです。
なぜかというと,本にしようと思うあまり,内容を充実させるためにあれもこれもともってきて広げてしまうからなんです。
実際,現在執筆中の2作目「25年前からのパソコン通信」の第2巻も同じような状況で,結構切り出して絞ったつもりですが,まだまだ内容が多く,うまくまとめられずに困っている最中です。
そんな状況だというのに,今日は,「知的生産」の一つの形として,ミニサイトづくりをやってみました。
このサイトの中で,よくアクセスされている内容についてのみ切り出して,静的サイトにするのです。
これについては,すでに挑戦済みであり,サイトのコンテンツの多くを「固定ページ」として静的に表示しています。
ブログの上の方にメニューがあると思いますが,それです。
でも,ブログの中の固定記事というのはなかなかそれが静的なものだというイメージが持ちにくいです。
そこで今回は,「ミニサイト」として,ちゃんと切り取ってみることにしました。
サブドメインもちゃんと取って,あらたにWordpressをインストールし,そこでこのサイトの記事をいくつか移動させて,これ以上記事が描かれることのない,完成された静的サイトをつくりました。
ひとつは,3年ほど前にこのブログで連載していた「今更人に聞けないEvernote」です。
これが9記事ほどあり,そこそこアクセスもされているので,今回これをすべて別サイトに仕立て上げました。
今更人に聞けないEvernote – Evernoteって便利そうだけどいったいどんなもの?という方へ
もうひとつは,「25年前からのパソコン通信」のKDP化以前に,このサイトで9記事ほど書いたものを固定ページにした「シドニー日本人学校で先生をしてきた」という連載記事です。
25年前からのパソコン通信~Sydney日本人学校での生活~ | 1990年代 派遣教員の生活
これは,「25年前からのパソコン通信」の一部分になっているので,本のランディングページとして機能させてはどうかと思いました。
また,2記事ほど,この本には収録されておらず,2巻目に入れるために執筆している内容もあります。
ですから,宣伝のサイトとしても使えると思いました。
どちらも,idea4u.net のドメインの下にサブドメインをつくってそこにWordoressをインストールし,記事を固定記事としてリライトし,「知的生活ネットワーク」からは重複コンテンツを避けるために記事を削除いてサイトへのリンクを載せました。
サブドメインじゃなくてドメインをちゃんととればいいのですが,そのうちそういうこともできたらと思います。
サイトの一部としての固定ページではなく,静的サイトとしてサブではあるけれどもドメインをとり,専用のWordpressをインストールして記事をリライトして完結させたれっきとしたサイトです。
「知的成果うネットワーク」にリンクをはったので,あたかもこのブログがポータルサイトであるかのように働きます。
別サイトとして切り出すと,視認性に優れ,見つけてもらいやすくなりそうです。
今日は午後一杯をこの二つのミニサイトつくりにあてたのですが,なかなか楽しいものでした。知的生産の欲求も結構かなえられました。
何より「サイト」として,これらの記事たちに家を与えることができたのがなかなかいいと思いました。
この手法はとてもいいと思います。
細かく切り取って,そこに「家」を与える。
小さくはあるけれども,堂々とした一軒の家です。
このブログからそういうサイトをいくつもつくり,サイトとしての成果がでてきたら,それをもとにKDP化する。
十分,ありです。
僕のような雑多な内容で記事数も2000を超えるようなブログは,KDPに切り出す前に一度ミニサイトを作ってみるとよいかもしれません。
のれんわけです。
さらにいくつか作ってみます。
どれかがKDPとして実を結ぶのではないかと思います。
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