ほぼ日の記事を書くのは,どうも5年ぶりのようです。
ここにきて,なぜほぼ日の記事を書くのかというと,もうすぐ来年のほぼ日が売り出される時期だからです。
ほぼ日だけでなく,これから秋にかけてさまざまな日記や手帳が売り出されます。
みなさんは,またあれこれ楽しい悲鳴を上げながら,土の手帳を選ぶが嬉しく苦しまれることでしょう。
私も,あれこれ迷いますが,おそらくまた「ほぼ日」を選ぶだろうと思うのです。
そこで,自分の備忘録を兼ねて,私のほぼ日の使い方のポイントをまとめておこうと思います。
私は,ほぼ日を「知的抜き書き日記」として使うのです。
「知的抜き書き日記」とは
「知的抜き書き日記」
見慣れない用語だと思います。
見慣れないはずです。今つくりました。ネットにも検索にでてきません。
意味はそれとなくお分かりかと思います。
その日のことを抜き書きするということです。
ただし,それに「知的」がついています。
単に「生パスタ食った」とか「公園で遊んだ」という事実の抜き書きではなく,「知的な意味」を与えた抜き書きという意味合いです。
やることは簡単。
記号を付けて書く
「i」とか「記」などの記号を,その日に書く記録ごとに,冒頭に付与するんです。
「i」とは,アイデア
「記」とは,記事
「学」とは学び
「本」とは読んだ本から
「テ」とはテレビ
「考」とは,考え
「人」とは,人とのつながり
そんな感じです。
1ページに,そんな記号がついたメモがずらっと並ぶわけですね。
どんなことを書くのか,ということについては過去に下のような記事を書いていますのでご覧ください。2013年とあります。
コンテキストノートから抜粋する
1日の終わりなどに,いろんなメモから抜粋して来て書き写します。記号はその時に付与するわけです。
私は「コンテキストノート」という考えでメモをしているので,こういうようにどこかに抜粋するとか転記するということは自然なことなんです。
その日のほぼ日のページは,「記」とか「i」とか「考」とか「本」とかの記号の付いた抜粋メモでうまっていくわけです。
なんで記号を付けるの
この記号は,2007年に初めてほぼ日をつけはじめた時から行っています。
当時私は年間4000メモをやっていて,それらのメモの検索用に冒頭にアイコンとしての記号をつけていたのですが,それを踏襲していたわけです。
おかげで,12年も前のほぼ日を見るとき,「i」だけを探してぱらぱらめくる,というような「読み方」ができるんですよね。
今,適当にめくっていたら2007年の1月26日の「i」に,
「ボイスレコーダーは声の日記だった」
とあるのを見つけました。
当時,まだスマホはなく,録音はボイスレコーダーで行うのが普通だったんですね。
その後,私は,ボイスレコーダーに「声の日記」をしていくことになります。
これは,後の動画日記 Vlogへの興味とつながっていく端緒となったアイデアの記録になっています。
ほぼ日の使いどころ
このようにして検索可能は「知的抜き書き」的に日記を書いていると,確かに役立つことがあります。
私は,ほぼ日を読み物を書いているつもりで書くので,あとからおくパラパラ目繰り返して読むんです。
そこで,過去の自分が今の自分に向けて巻いておいた種が成長しているのを見つけるんですね。
たとえば,こんなことがありました。
先日から,「マイクラ」の知的生活における価値みたいなことを書いていますが,そのうちのひとつ
という記事を書く時のことです。
「三つの理由」の中で二つまではすいすいと理由がでてきましたが,三つめがなかなか出てきませんでした。
そこでとりあえず棚上げして,何気なくほぼ日をめくっていたら・・・・
ありました。
これです。
マイクラは仮想アウェー体験を可能にするのです。
これで,この記事の価値があがったと思っています。(結構真面目に書いたきじなんですよね)
また,これなど面白いです。
朝の連続テレビ小説「まんぷく」を見ての感想。「i」のマークがついています。
これ,使えますよね。
ちょうど,コーチングのプロ試験に向けて勉強していた頃。
コーチングの記事も専用ブログの方によく書いていました。
ドラマをコーチングの視点から見たというメモは,記事として使えますね。
みんなやってることをネーミングして価値づけた
「知的抜き書き」なんていわなくても,みんなやってるでしょ,と言われそうです。
やってる人もたくさんいらっしゃるでしょう。
私はその書き方や検索のしかたの行為に「知的抜き書き日記」と名前を付けました。
そうしてネーミングをしておくと,自分の行動自体に価値づけができてきます。
この知的抜き書きなんてのは,別にほぼ日じゃなくてもできますよね。
バレットジャーナルなんて,そんな塊のようなノートともいえるかもしれませんね。
でも,私はもう12年間も,ほぼ日と「知的抜き書き」とを結びつけているんです。
だから,きっとまた買いますね。
コメント
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