メルチャリは,ポートからポートまでのる,というのがルールです。
ポート外やエリア外で乗り捨てることは禁じられているんです。
メルチャリを乗り捨てると
- チャリチャリをポート外に乗り捨てるとメールの警告が来た上,使用禁止になることがあります。
- ピックアップカウントダウンが始まり,ピックアップ代金を支払う必要があります。
ところがこのアプリの画面を見てください。
やたらたくさん,黒い自転車のマークがあるじゃないですか。
これは乗り捨てられたチャリチャリ,いわゆる「野良チャリ」というやつなんです。
乗り捨てている人がこれだけいるということですね。
逆にポートのアイコンを見てみると,ゼロになっているところが多いですね。
本来なら,そこにあるはずの自転車が,乗り捨てられることによって使えないということがおきているわけです。
目次
チャリチャリをエリア外に乗り捨てるとどうなるか
チャリチャリは,乗り捨ててはいけないことになっているのにこれだけの人が乗り捨てています。
いったい,チャリチャリをエリア外に乗り捨てるとどうなるのでしょうか。
結論から言うと,
乗り捨て常習者には,メールで警告があるようですね。
さらに,悪質になると,利用できなくなるらしいです。
鍵を開けられなくなるというようなことでしょうか。
まあ,乗り捨てると,だれがどこで乗り捨てたかは運営にはわかるので,それだけのペナルティは与えられますよ,ということです。
ちゃんと見られてますよ,ということですね。
少しならチャリチャリを放置してもいいんじゃないの?
実際は,少し止めておくくらいはいいようです。
観光用にメルチャリを借りて,神社やレストランなどに一時的にとめ,またライドを再開すみたいに。
最終的にはポートに戻すつもりで,ところどころ一時的にとめておく,ということはさほど目くじらをたてられることはない,ということですね。
しかし注意しておかなければならないことがあります。
それは,止めた時点でそのメルチャリはフリーになったということです。
いわゆる「野良チャリ」にしてしまったわけですね。
つまり,そのメルチャリを誰かが見つけて開錠すれば,その人のものとなり,どこかへ乗って行かれても文句は言えません。
開錠して乗っていこうとしている人に,「それ,私のだよ!」と言ってももう遅いというわけですね。
もしいうなら,開錠前に見つけて「あの,それ私がとめてるだけなんです」というべきでしょうね。
でも,それは受け入れられないでしょう。
ポート以外にとめている方が分が悪いです。
追記!ピックアップカウントダウン
現在、30分を超えるとをピックアップ カウントダウン」が発動するので、下記の記事を読んで気をつけて止めてくださいね。
ノラチャリに乗ってもいいの?
道を歩いていて,放置されているノラチャリを見つけました。
ラッキー!と思って開錠・・・しようとして,「いいのかな?勝手に乗って行って・・・」と,一瞬思うことが私にもありました。
いいんです。
放置されているメルチャリを開錠した途端,それはあたなに貸し出されたことになるからです。
さらに,いいことがあります。
その「野良チャリ」を,自分が行きたい場所近くのポートで止め,施錠すれば,「放置自転車をポートまで戻すお手伝いをした」と認知してもらえるのです。
乗り終えて,施錠した途端,画面にどこから乗ったのか,どこを通ったのか,などの情報が表示されますが,下の図の場合が,まさに野良をポートへ運んだ時の結果です。
下の方に,どこからどこまで乗ったという表示がされていますが,この場合
「ポート外から,エンクレスト六本松」まで乗ったということが表示されていますね。
つまり,私が,ポート外に乗り捨てられている野良チャリを救出し,ポートまで運んだということが正式に認知されたのです。
すると,ごほうびに次回のライドで15分分が無料になるチケットをくれるんです。
野良チャリをみつけたら,積極的にポートまで運びましょう。
善行を積むことと,15分無料チケットのふたつをゲットできますよ。
ただし,自分が放置した,もしくは一時停車した野良チャリを自分でポートに運んでも「善行を積んだ!」とはみなされません。
上の場合,実はラーメンを食べるために一時的に止めていたメルチャリを,また私が乗ってポートに運んだものです。
当然チケットはつきませんでした。
本当は乗り捨てOKにしてほしい
サンフランシスコで活動しているVlogerのドリキンさんは,よくシェア自転車の「ジャンプ」というのに乗っています。
これが確か,どこで乗り捨ててもいいんですよね。
本当は,シェア自転車のよいところは,そこだと思うんです。
でも,やはりそれはきちんとポートに止めるというルールがきちんと守られたうえでの例外としてということは必要ですね。
だって,ポートには「0」が並んでいる状態では,ポートの意味がなくなりますからね。
一時停車は大目に見るけど,決して乗り捨てにしない,ということをしっかり守って乗りましょう。
一日も二日も自宅に止めておいて,「いや,いつかポートに返すつもりだったんだ。一時停止だよ」は通りませんから念のため。
関連記事
チャリチャリとは
シェア自転車チャリチャリは、こんなに便利ということを丁寧に解説
コメント
田舎から旅行で博多に来てメルチャリを初めて利用したのですが
福岡護国神社に駐輪して10分で消えていました。
盗難にあったものと思い警察に通報してしまいました。
この記事を見て初めて気が付きましたが
多分誰かが解錠して持って行ったのでしょう。
しかし、こちらからはシェアされたのか盗難に会ったのかはまったく判りません。
盗難にあった場合、料金とか補償とかどうなるのか不安でたまりません。
観光中に移動手段の自転車が突然無くなるのは、旅行者にとってはかなり精神的に厳しいです。
もやもやしすぎて思わず送信してしまいました。すいません。
コメント,うれしく拝見しました。
メルチャリは,ポートで停めて施錠した時点で「自分のもの」ではなくなります。
自分は駐輪したつもりでも,施錠してある時点でだれもが乗ってもいい状態に戻っているわけですね。
もしコメント主さんが停めたのがポートでなかったら,それは放置チャリ,いわゆる「ノラチャリ」として認知されますので,だれかがそれをポートにもどすというお手伝いをします。
どちらにしても,一度停めたメルチャリは,「だれもが乗っていいもの」になっており,なくなっていてもなにも申立はできないものとご了承くださいね。
返信ありがとうございます。
仕組みについては今回の件でよく理解出来ました。
ただ、博多界隈は通常の観光地にあるようなレンタサイクルは少なく
シェアサイクル以外の選択肢は少ないです。
地方ではシェアサイクルはあまり発達してないので
放置自転車を持っていって良い、という発想になかなか至りませんでした。
運営の電話サポートも16時までというのもちょっと早く感じます。
まあ、無知な旅行者の愚痴ですけどね。
なるほど!
レンタサイクルのように乗られていたんだったら,盗難と思われたのもよく理解できました。
碓かにレンタサイクル,ないですね。
[…] メルチャリを放置したらどうなる? […]