記事内に広告を含む場合があります。

ChatGPT画像生成とMidjourneyとの使い分けをどうするか

chatGPT部

2025年3月26日にアップデートされた、ChatGPTの画像生成が話題になっています。

これまでDALL-E3として付随していた画像生成機能ですが、アップデートにより画像生成機能がChatGPTのネイティブな機能になったのです。

なので、あちらではNativeジェネレーションと言っています。

 

このネイティブ画像生成ですが、かなりの能力があって、キャラの固定によるマルチや表情やポーズ付けが簡単にできる他、日本語が自然に表示できることなどがあげられます。

中でも、この2つを使った4コマ漫画の一発作成がユーザーの相当な興味を換気していましたね。

まさに大喜利状態でした。

 

私も27日からかなり使いましたが、Midjourneyを使わなくなったかと言うとそういうわけではありません。

下の絵のような、ちょっとラフな線、ラフな塗り方というユーマナイズされたイラストが欲しい時があります。

これをChatGPTに描かせるとこうなります。

とても均衡の取れたフォルムで、彩色もしっかりとしていますし、線もはっきりしています。

つまり「みんなが大好き、おりこうさんの絵」だとも言えるわけです。

きっちりしすぎていて僕の好みではないので、やはりMidjourneyは手放せません。

 

とはいっても、思い通りのイラスをとさっさと作りたい、というときにははやりChatGPTが便利です。

また、上の例のように「こんなイラスト描いて!」という依頼について、ChatGPTはものすごいポポテンシャルを発揮します。

例えば、下のイラストはMidjourneyで描いた瞑想のイラストです。

線はとてもラフでヒューマナイズされた僕好みのイラストです。

 

同じものをChatGPTで描かせるとこうなります。

下のMidjourney製のイラストをアップロードして「同じ絵を描いて」と指示しただけです。

たしかに上のイラストよりはきっちりしていて塗りのむらもあまりなくヒューマナイズの度合いは減っていますが、この再現性には驚きです。

「同じ絵描いて」だけでこれだけできるんですから。

 

では、ChatGPTは最初からこれができるのかというと、それは難しそうです。

ちなみに、Midjourneyで作らせた時にプロンプトはこちら。

quiet place, seated posture, straight back, closed eyes, calm expression, mindful breathing, meditation, gentle atmosphere, peaceful setting, minimalistic, soft lighting, serene colors, floating thoughts, subtle visual metaphor, mental clarity, awareness, inner peace, illustration style, soft focus, tranquil ambiance

これを、ChatGPTで同じプロンプトを使って書かせた絵がこちらです。

どうみても、使いたくありません😆

下図左のMidjourneyの下のイラストがあってこそ右のChatGPTのイラストが生まれるわけです。

 

というわけで、例えばラフをさっとMidjourneyで4枚描かせたなかからいいものを選んで、ChatGPTで清書する、というような使い方がCatGPT画像生成の使い方の一つかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました