記事内に広告を含む場合があります。

中田敦彦氏のアウトプット術に学ぶ

知的迷走日記保管庫

中田敦彦氏の読書法に学ぶと第下昨日の投稿には続きがあります。

読書からアウトプットへ

それは,読書からアウトプットに持っていくための考え方でした。

中田氏は,読書をするとき,「一回読んだだけでは頭に入らないのだ」ということを受け入れることから始めています。

途中でわからないことが合ってもきにせず,読み飛ばし,まず一回通す。

細部まではわからなくてもなんとなく全体の地図ができる。

「なるほど,こんな感じなんですね」とつぶやくわけですが,この全体の俯瞰を大切にしています。

そこから熟読に入ります。

そのときに腑に落ちたのが

本の全部をもらおうと思わない

という言葉。


オモシロイと思ったところを熟読するのだそうです。

一冊の本の内容をホワイトボードに書き,流れるように説明しているYoutube大学。一見全てを頭に入れて,説明しているように見えますが,確かに全てを語っているわけではありません。

数珠のように,おもしろいところ,おもしろいところをつないで説明しているわけです。

解説の途中,「これについてはわからないし,分かる必要もない。それよりもそれを生み出したドラマがものすごくおもしろい」と話している回がありました。

そのような話を聞くと,面白さがズキュンと伝わってくるんです。

確かに,ここの数式や論理などがわからなくてもおもしろさはわかります。

面白いところだけ熟読

そしてアウトプット。

僕もこの動画で同じようなことをやりましたので,とても理解できますし,それで良かったんだと安心しました。

この動画では,本の一部,きになったところだけを解説しています。

ただし,面白いところをつないで,全体像をみせるところまではできていません。

中田氏はこれをやるのです。

全体をまとめるために

分量のある本を咀嚼し,全体像を語る。

それは並大抵のインプット量とアウトプット量ではたちいきません。

それでも,中田氏は1枚のホワイトボードにほんの面白さの全てを書き出します。

そのためには2つのポイントが有りました。

[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]軽アウトプットする[/st-point]

軽アウトプット。

それは,日常的にできるアウトプットです。

料理の途中で少しずつできたものから出していく。あの感じです。

食べる人の反応をみながら少しずつ味を変えていくことができますし,小さな料理を積み重ねていくうちにいつの間にやらコース料理になっていきます。

これを最初からコース料理全て用意してからお客に出す,ということをしていると,長続きしません。

中田氏の場合は,読んでおもしろかったところをスタッフにどんどん話すそうです。

これが軽アウトプットになって蓄積され,いつの間にか全体像がかたまっていくわけですね。

[st-point fontsize=”” fontweight=”bold” bordercolor=””]一枚にまとめる[/st-point]

しかし,本一冊分の分量の情報をよくあのホワイトボード一枚にまとめられるものだと関心します。

中田氏は,ホワイトボードを書くまでに出来上がっている本全体の俯瞰図をもとにノートにまとめ,それをホワイトボードに書いています。

まずは,黒でアウトラインを書きます。

これが骨組みであって,これを最初に書くから1枚にまとめられると言っています。

家を建てるときに,まずざっくりと家の形をつくりますよね。棟上げのことです。

そうして,壁を塗ったり床を貼ったりしていきます。

この壁や床にあたるのが青いろの補足説明というわけですね。

これは,前回のブログに書いたことです。

本選びが一番難しい

本を選ぶ時,まずは「今日をきっかけに賢者になるのだ」というような心持ちは捨てることが大事だといいます。

そんなことはなくて,どんな本なの?と目次を読み,その上で「ああ,こんな本なんですね」という興味が湧いたら買うという選び方です。

読むときには,「おお!」とか「話長!」などとツッコミを入れながら読みます。

まさに本との対話ですね。


源氏物語はまず漫画から読む

源氏物語は,まず漫画から入ったそうです。

漫画は,ざっくりと全体を知ることができます。

漫画で骨子をしり,その上で文字の本を買ってきて読む。

このことで,源氏物語のようなとっつきにくい本でも,実はすごくおもしろいということがわかり,読み始められるといいます。

源氏物語は世界に誇る日本の古典文学であり,それを読むためには居住まいを正して・・・

みたいな読み方を,私達はしがちではないでしょうか。

「いやいや,まず漫画から入ってご覧」

これは子どもの頃はよくやっていましたね。

学習まんがです。

その手法は大人でも通じるのです。

そういえば,僕も源氏物語のライト版からはいったのでした。

子供の頃の学び方を,もう一度思い出してみるのもいいかもしれません。

まとめ

以上,あのYoutube大学のホワイトボード1枚にまとめて解説する中田敦彦氏。

その秘密は

🍏小さなアウトプットを重ねて,全体をざっくりと理解する。

🍏まず,アウトラインを書き,詳細を埋めていく

🍏漫画などで,ざっくり理解した上で,文字で書いた源氏物語に挑戦し,全体を理解する

というようなところにあったのですね。

積み上げ

「ブログ運営コーチング」にしたの記事

「〜だけ」は、もったいない。

あれもこれもやって回して行こう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました