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小さく学び小さくアウトプット~学びの時間はできるだけ少なく

情報発信部

昨日の朝公開したビデオ・ポッドキャストも、「コンテンツは学びながら並行して作れ」というような内容のものをあげました。

このところ、学びながらコンテンツを作りましょうということを、何度も言っていますが、やはりこれってすごく大事なことだと思います。

僕らって、何かを十分学んでから、何かコンテンツを作ったりアウトプットしたりしようと思いがちです。

しかしそれをやっていると、いつまで経ってもできないのです。始めることすらできません。

これは逆に言うと、学びのフェイズはできるだけ小さくして、そして小さな学びで、小さなアウトプットをしていくということがすごく大事だということです。

 

小さな学びをその場で残していくことが大事

大きく学んで大きくアウトプットしようとすると、時間が経つと、最初の頃学んだものなんて忘れてしまうのですよね。

最初の頃は「そうなのか!」とか、「こうしたらこうなるのか!」とか、「そんな考え方があったのか!」とか、そういうことをいろいろ経験をしているはずなのです。

それまで知らなかった人の新鮮な学びです。

ところが時間が経つとそれが自分にとって当たり前になってしまい、何を学んだのかを忘れてしまいます。

例えば本を一冊丸々読む時。付箋を貼ったり河川を引いたりしても、後で読み返すとすでに自分の中では既知のことになっていて、改めてアウトプットするほどのことでもないと感じることがあります。

本を読み終えたこの本について何かアウトプットしようと思った時には、もう最初の頃に感じた学びとか感動とかを忘れてしまっているということですね。

大きな波の中に、小さな波がもう全部飲み込まれちゃっているというような感じです。あなたのアウトプットを読む初学者にとってはその小さな波の部分がとても大事なんですけど。

なので、その大きな学びの後の大きなアウトプットってものすごく難しいし、もったいないという感じがしますね。 

だけど、本を読んで「ああすごいなこれ!」と思った時に、もうそれをそのままメモにして、そしてそのままXで投稿するとか、自分なりに何らかのアウトプットをするみたいなことを繰り返していくと、それがそのまま自分の言葉として紡ぎ上げられたアウトプットになります。

小さな波がそのまま自分の脳に形として残るのです。

本を読み終えてその本の感想分を書こうと思ったら、それら小さな波をを全部集めればいいのです。自分の言葉ですからオリジナルなアウトプットになりますし、何より大きなざっくりした文章にはなりません。小さな波による具体的な事例をもとにした、読み応えのあるアウトプットになるのです。

これは全部学んでからやろうと思っていては到底できなかったことになります。

学ぶこと=アウトプットとうい学習経験 

小さな学びをアウトプットする。そういう考えで僕は今、Blenderという3D CGソフトの中のスカルプトという一つの機能について、ゼロから講座を作るということをやっています。

知識経験ゼロの状態から、昨日動画を作り始めましたが、昨日の朝から今の時間まで1日ちょっとしか経っていませんけれども、はっきり言って昨日の朝時点の僕と、今の木兎では全然違います。

もうかなりのことを学んでいて、そしてそれらが動画になっているというわけです。

 

この学んだということがそのまま動画になるというのは非常に良い学習経験でもあります。インプットイコールアウトプットですからね。

 

確かに、全然知識ゼロの状態から作っていくというのはものすごく心配ではあります。

今回、Blenderのスカルプト機能に関しての講座がUdemyにあったので、買ってみました。

それを見てみたらね、やっぱり圧倒されたのです。その人の能力、知識、経験、実績。素晴らしいのですよ。最初のリール動画からして、うわーと思うようなものを最初流していたんです。

それを見ると、とてもじゃないけど、こんな人と並んで、知識ゼロの自分が作りながら学びながら作るなんて、そんな不遜なことをしていいのかと思いました

確かに。こんな人と肩を並べなきゃいけないという恐ろしさと、そしてそこにゼロの状態から作っていこうとするのは生意気なんじゃないかという心配とがあり、「うわ、これやっぱりいかんのやないかな」と思ったんです。

少なくともこの人のこの講座を受けてからじゃないと作っちゃいけないんじゃないかって思いました。確かに。

 

でもね、やっぱり昨日も動画を作りました。やっぱり今の状況で分かったことを一つ一つ作っていこうと思って。

もし時間が経って自分のスキルが上がった後、今朝作った動画を見てね、「さすがにこれはだめかな」と思ったらその時にまた収録して作り直せばいいんです。

その時間というのは全然無駄でも二度手間でもなんでもないのです。学びのアップデートですからね。

なので結局そのような作り方をしようという結論に達して、そしてまた昨日の朝、2本目を作ったのです。今日は3本目を作ります。

僕はその選択が正しかったかなと思ってます。

その積み重ねをしているうちに、その人を乗り越えていけばいいわけですから、何年もかけてでもいいからね。

その小さな歩みっていうのはやっぱりアウトプットしないとできないわけです。

その人のすごい講座をいくら聞いたからといって自分がそれに慣れるわけでもなんでもない。

やっぱり小さく学んで小さくアウトプットするという、そういうことを繰り返していった先に大きなステップがあるのかなというように思います。

学びのフェーズはできるだけ短く、そして小さく学んで小さくアウトプットがいいですね。

 

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