プライベートで、自分の自由になる時間をどう作るか。
これについては、多くの方が次のような工夫をされています。
🍏朝早く起きる。
🍏通勤時間を読書に当てる
🍏昼休みを使う
🍏風呂の時間を読書や執筆に当てる。
私も過去30年近く上のようなことをやってきたので、もう時間を作ることがしみついてしまっています。激務で夜中の1時まで仕事をしている日でさえ、読書の時間を寝る前にとったり風呂の中で読んだりするなどしています。
このような、時間の作り方については別の記事で述べるとして、ここでは、生み出した自由時間をどのように使うのか、ということについて述べたいと思います。

就寝までの自由な2時間をどう使うのか?
今から、就寝するまで2時間が自由時間として確保できたとします。
あなたならどう使いますか?
あなたが少なくとも何かを成し遂げようと思っている人ならば、この時間を前に進めるために使わなければなりません。
リラックスしてコーヒーでも飲みたいと思うこともありますが、その時間でさえ織り込み済みで、前に進むために使うのです。
ではどのように使ったらいいのでしょうか。
ざっくりいいます。
半分をインプットに。
半分をアウトプットに使うのです。
「半分」と比率で言いましたが、正確に半分である必要はありません。要は、どちらもするということです。
ぴったり半分である必要はありません。でも、たとえ10分でも、どちらもやるのです。
インプットとは
インプットとは、ここでは読書や勉強を言います。
自分のテーマのリサーチでも言いです。
小説でも新聞でも何かのパンフレットでもいいです。
何かを読む活動ですね。
これをしないと前に進むためのエネルギー源が枯渇してしまいます。
自分の追究しているテーマが有ればなおいいですね。
この時にただ読むだけではなく、メモやノートを取ります。
学びをキャプチャするためです。
この時、あまり立派に書こうとしない方がいいでしょう。
メモに時間を取られていては本末転倒です。
ささっと忘備録として残す程度にしておき、読書の勢いをとめないことが大事です。
私が推奨しているのは、できるだけ大きなノートに書くこと。
それも左上からきちんと書くのではなく、中程から広げるように書いていくことです。
この時、線で繋げたりかかったりすることで、視覚的に構造化されます。
下記記事を参照してください。
アウトプットとは
アウトプットとは,学んだことを言語化したり,作品として表現したりすることです。
ここでは,次のようなことを指します。
🍏ブログの記事を書く。
🍏Podcastを収録する。
🍏動画を収録する。
🍏教則本で学んだことを実際に形にしてみる(絵,音楽,その他)
🍏レポートや論文,書籍の執筆をする。
🍏ほぼ日手帳などに抜き書きしてメタノートを作る
いわゆる知的生産と呼ばれるものです。
最後の「ほぼ日手帳などへの抜き書き」がなぜアウトプットなのか疑問に思われた方もいるかもしれませんね。
それは,「抜き書き」という行為が,知の再編成だからです。
今日学んだことが,インプットによりさまざまなメモとして残されています。
これを自分なりに選りすぐったり,書き換えたりして抜き書きをしておくことは,外山滋比古氏の「思考の整理学」にいうところの「メタ・ノート」の働きをします。
これは,すでに自分の中で言語化された知ですから,いつでも生産に使える形になっているものです。
ですから,私は抜き書きをアウトプットにいれているのです。
ほぼ日手帳の抜き書きについては,下の記事を参照してください。
なぜ,どちらもやるのか
少しでも前に進むためには,インプットとアウトプットどちらもやる必要があります。
これらは相互補完的です。
学んだら,それをもとに生産する。生産の過程でまた学びたくなる。
こうして前に進むサイクルができていきます。
学びだけでは生かされません。
生産するだけでは,枯渇します。
ですからインプットもアウトプットもどちらも自由な時間の中でやる必要があるんです。
具体例は?
私の場合の具体例を述べます。
私は,ほぼ10時から12時までがフリーに使える時間です。
この時間に,読書し,勉強し,ブログを書き,絵を描き・・・そんなことをしていいるんです。
この2時間をインプットとアウトプットとに分けています。
インプットでは、読書、教則本を使った練習などをします。
アウトプットでは、文を書いたり絵を描いたりします。
私の場合,アウトプットを先にやります。
その日一日かけてたまったさまざまな学びやアイデアなどが,表現されたくてうずうずしているからです。
絵を描いたり,動画を編集したり,文章を書いたりなどの知的生産を行います。
1時間ほどアウトプットによってクリエイティブな活動をした後,読書をやります。
寝る前の30分ほどですが,寝る前に読むことにより,寝ている間の脳内整理を期待しているんです。
ここで脳に蓄積されたことが,翌日のアウトプットの糧になっていきます。
私の場合は,アウトプット→インプットの順番で自由な時間を使いますが,逆でも構いません。
先にインプットすれば,それがそのまま生産に生かされることもあるでしょう。
以上,日々,自分の目的に向かって少しずつでも前に進むための自由時間の使い方について述べました。
更新履歴
20219-10-22 公開
2021-3-16 追記
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