このブログの中で,よく「リラックスノート」という言葉がでてきます。そのおりおりにせつめいをしているのですが,大方の人は「いったいそれはなんだ」と思われると思います。
そこで,ここでようやくリラックスノートについて語ろうと思いました。。
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目次
リラックスノートとは
リラックスノートと言うのは、私が18の頃からやっているノートのワークで、大人のラクガキノートです。はじめは大学受験の勉強からの逃避から始めたものですが,結局今に至るまで37年間も続いています。
そのノートに何を書くでもなく,ただぐるぐると鉛筆を動かして出てくる形をみているだけで,頭が整理されリラックスすることができる、そういうようなノートのワークです。
リラックスノートとは・・書いているだけで心が落ち着くノート
リラックスノートとしてのiPadmini ~だいたい日刊よもやま新聞 8/04(2013) | 知的生活ネットワーク
「書いているだけで心が落ち着く」ノート …
「書いているだけで心が落ち着く」ノート
何かのために描くのではなく、「描く」こと自体が目的であるノート。
僕はこういうことを30年間やってきた
僕が、ノートに書いていること | 知的生活ネットワーク
僕はこういうことを30年間やってきた
リラックスノートの意味
いらぬことを忘れるために日記はある | 知的生活ネットワーク
書くことによって知らず知らずのうちに脳内整理をしていた …
書くことによって知らず知らずのうちに脳内整理をしていた
どうしてリラックスノートを描くの
ラクガキの効用 リラックスノートについて | 知的生活ネットワーク
ただぐるぐるとペンを走らせているだけでぼーっとなってくるのです。 …
ただぐるぐるとペンを走らせているだけでぼーっとなってくるのです。
このブログでも何度も紹介してきたのですが、実物をお見せしてこなかったので、イメージをお持ちになれなかったのではないかなと思います。
ついにリラックスノートをさらす
そこで、本日はあまり恥ずかしくないものから,初めていくつかリラックスノートをさらしたいと思います。
ノート MDノート モレスキン その他
大きなA4タイプのノートから,B6のノートまでさまざまなノートに描いてきました。
以上のようにリラックスするためなら何でもありです。
スケッチブック
スケッチブックは紙が堅牢ですし発色がいいので,あとから色をつけることが多いです。初めから色鉛筆をつかうこともあります。
何が何だかわからないものが多いけど,そうこうしているうちに,頭の中のごちゃごちゃをうまくからめとって外に出してくれます。
色がつくほど,その効用が大きいように思います。
ここに描いているのはみんな30分という時間を決めて描いたものです。
名刺大のカード
ポケットにいつも入れていた名刺大のカードもリラックスノートとして使われました。
以上見ていただいた通り、ほとんど落書きであり、書きなぐりであり、何が何やらわからない模様やら線やろそういうものがただ描いてあるだけのものです。
色が着けてあるものもあり,なんだか立派そうですが,これは水彩色鉛筆ですすっとぬって上から水筆でなでたもので,たいしたものではありません。それぞれ30分もかかりません。
でも、これは私にとってとても必要なワークで、これをすることでいつの間にか頭の中がスッキリしていくのです。
何かを描こうと言うことなしに、ただその時の腕の動きに任せたり、頭に浮かんだ形であったり、そういうものに完全に任せて描いたり書いたりしていきます。
寺田克也さんはオートライティングと言う言葉を使っていましたが、まさにそれだなと思います。
リラックスノートと言えば聞こえは良いのですが、要はラクガキノートです。
小学校1年生に入学したばかり子たちが「お絵かきしてもいいですか」とよく聞きますが、いわゆる自由帳に1年生の子が何やらごちゃごちゃと描く、あれを想像してもらえばいいと思います。
子供の頃は無地の紙をもらったら何やら描きつけるのが当たり前だったと思いますが、いかがでしょうか?大人になってからそのようなラクガキをされた事はあるでしょうか。
紙の端っこにちょこちょことラクガキをする人はいるでしょうが,専用の「ラクガキ帳」を作ってラクガキを楽しんでいる大人はまずいないんじゃないでしょうか。
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リラックスノートの良さとは
リラックスノートのよさはいろいろと上げられます。何せ18の頃からこれまで37年間もやってきているのです。
何を描こうと誰からも咎められない
何かのためにかくものではありません。書くこと自体を楽しむノートです。だから誰かに見せるものでもありません。
何を描こうとだれからとがめだてされることはありません。・・・とはいっても公序良俗に反するようなことは描きませんけどね。
フォーマット等に決まりはない
リラックスするためなので,「こう描きなさい」というような約束事はありません。
だから何に描いても構いません。
ぼくもA3くらいの大きさのものから,名刺大のカードまで,いろんなものをリラックスノートにしてきました。
たくさん描きたいときは大きい紙に,そうでなければ小さい紙に描けばよいのです。
だから持ち歩いて描くこともできる
モレスキンの無地やMDノートなどをリラックスノートとして持ち出していました。
公園のベンチだとかレストラン,カフェなどがかっこうのリラックスノートの場です。
見返すものではないが、それでも溜まってくるとそれはそれで楽しい
今まで,一堂にまとめてみたことはあまりありません。描いてしまえば達成なので,それをもとにどうしようとかいうことはないのです。
でも今回これまでに描いてきたノートをいろいろとみているとそれはそれで楽しいものだと思いました。
そして,次にあげるものがリラックスノートの一番のよさだとおもっています。それは・・・
ペンを動かしていると,頭にさまざまな記憶が次々と浮かんでは消えていく
ワークをしていると,つぎつぎと頭の中にイメージがうかんでは消えていきます。
ぐるぐるとスクリブルする手の動きが,瞑想のマントラのようなはたらきをして,記憶の中から何かをどんどんからめとってきている感じです。
これがきっと頭の中からいらないものを取り払い,雑然としたものを整理してくれているんじゃないかと思います。瞑想で言うところの雑念がどんどん浮かんでくるのをうけながしていってる感じです。
だから,瞑想が苦手という人は,リラックスノートを描いて見られたらいかがかと思います。
何かを描こうというのではなく,ただぐるぐると鉛筆を動かして出てくる形をみているだけでどんどん何かが頭に浮かんでくるのを感じることができると思います。きっとそこが入り口です。
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まとめ
このブログをはじめて7年,再三リラックスノート,リラックスノートと言っていながら,ようやくそのことについてちゃんと語り始めました。
次回は,リラックスノートとゼロ秒思考ということについて書いてみたいと思います。
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