06 知的訓練と勉強 若い教師のみなさんへの手紙

私達は、長い間、1日に1時間どころか2時間も3時間も勉強をつづけてきた

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一日1時間の勉強を1年間継続すると、1つのテーマについて論ずるにたる知識と見識を備えたことになります。それを5年、10年続ければ、多くの分野の問題について精通し、そして勉強を通じて、それぞれのテーマを統合して考える力を発揮できるようになります。ただしどれか1つのテーマは、自分の最も得意な分野として、生涯勉強し続けることが大切です。それを積み上げることで到達できるのが、先述のスーパージェネラリストなのです。142
「日本人が一生使える勉強法」竹田恒泰

上のような文がありました。

一日1時間は簡単なようで、むずかしい。
それを1年間つ継続するということは並大抵のことではできません。
しかし、これをやると、1つのテーマについてものがいえるようになる、というのは経験的に確かだろうなと思います。

・・というのは、私の仕事は教育ですが、私はこのような生活を、もう30年近くつづけているからです。

私達にとって、「明日の授業のための研究」を行うことは、授業づくりの土台です。この時間は私の場合かなり多くの割合を占めていました。
6時間分の授業内容の研究と、「発問」「板書」など授業の構成を考えることをやるのですから、当然、1時間や2時間ではおわりません。家に帰ってからもえんえんとやります。

これがほぼ毎日続くのです。

これは仕事ではありますが、「研究」「勉強」でもあります。

こういう生活を30年以上続けてきていると、少しは教育ということについて論ずることができるようになっていることに気づきます。
だから、上の引用に書いてあることは経験的にわかるのです。

本来、このような生活を続けている教師なら、だれでも本の1冊や2冊は書けるくらいのコンテンツはもっているのです。

でも残念ながら、それをまとめてアウトプットするという時間をとろうという気持ちにならない人が多いのです。というより考えたこともないでしょう。

そんなことするより、明日の授業の研究をしたほうが、とりあえず目の前の子どもが困らないからとか、さまざまな理由があると思いますが、しかし、もったいないことです。

いやおうなく私達は勉強し続けてきたのだから、それをまとめてみることは、自分の教育に関する考え方の血肉をつくることになるので、よりよい教育にむすびつけることができると思うのです。

塾の有名講師の人気や、公務員の不祥事などにおされて元気や自信を持てていない教師がかなりいると思います。「勉強は塾でさせますので、学校では休ませてください」と保護者が言ったという笑えない話もあります。
「先生も勉強するのですね」、といわれたことがありますが、それほど「先生は人に勉強を教える仕事。教科書読んで黒板に書いてそれだけ」のように思われているんだなと思います。漫画や小説テレビのドラマなどでそのような描かれ方をされるのでしかたありません。

でも、私達は、長い間、1日に1時間どころか2時間も3時間も勉強をつづけてきた、という自覚と自信を持って前に進んで行きたいもんだと思います。
そしてアウトプットし続けていきたいものです。







Lyustyleの本

kindleで読める電子書籍を書いています。2017年6月現在2冊の本を出しています。


 


現在,教育ちゃんねるで連載している記事から,3冊目の本を出版予定です。


 



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