よもやま話376
昔から手帳とかメモが大好きで、なにかよさそうなのがあったらすぐに買ってしまいます。
20数年前にfilofaxが出て、それからはこれを母艦としながら自分なりのメモシステムを構築してきました。
3年前にEvernoteに出会ってから、メモシステムのコアはiPhoneとEvernoteにうつった分けですが、しかし、それを支える土台としてしっかりと手書きのメモ、手帳は生き続けています。
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さて、手帳といえばモレスキン。
昔からさまざまな芸術家や小説家たちが愛用してきた、堅牢なそれでいて柔軟性のある、包み込んでくれそうな手帳です。
これが昔から欲しくて欲しくて、文房具屋さんにいったら、モレスキンコーナーの前でしばらく手にとって買おうかどうしょうか迷います。
それで、結局買わずに帰る繰り返し。
実は、私のメモ・手帳システムの中にどのようにモレスキンを組み込むのか色々考えてもなかなか答えが出ないのです。
その一番の障壁は「モレスキンに何をかくのか」
せっかくの美麗なノートなので、「忘れてた、やらなきゃ」程度の覚書などは書きたくありません。割り箸の袋で十分です。
私は、メモは一元化などできないので、何にでも書いてよし、という立場をとっているので、割り箸の袋でも名刺の裏でもなんでも使います。
ようは、最終的に集約できるシステムがきちんと作動していればいいのですから。
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ところがモレスキンはやはり何かこう、「よいもの」をかきたいではありませんか。
それで「うーん」となってしまって、結局買わずに返ってくるんです。
それでもほしい、モレスキン。
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でも今回、さらに私の「モレスキン欲しい、モレスキン買いたい。でもなんに使ったらいいかわからん。でもほしい」という気持ちをぐいっと後押ししてくれそうな製品が出そうです。
Evernote スマートノートブック by Moleskine.
発売は10月とのことですのでしばらくまたないといけませんが。
簡単にいえば、「Evernoteに取り込みやすいようにさまざまな工夫がこらされたモレスキン」といえばいいでしょうか。
Evernoteのカメラ取り込みのための「特別な」横罫や方眼の線をもとに、撮った写真を台形補正してくれるらしいです。Shotonoteのようにマーカーに合わせなくてもいいようです。
それにあわせて、8月24日にEvernoteがアップデートしています。
「ページカメラ」機能が追加され、モレスキンから取り込みやすくなりました。
ただし、ページカメラとして特別なアイコンやボタンがあるのではなく、見た目はこれまでとかわりません・
これでモレスキンEvernoteスマートノートブックを撮ったときだけその罫線をもとに台形補正をするようですね。
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今回は、手書き文字の認識精度がアップしているようで、楽しみです。
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