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知識ゼロからコンテンツを作り始めて,リリースする頃専門家になる

知的迷走日記保管庫

専門家になってからコンテンツを作るんじゃなくて、コンテンツを作って専門家になるというお話です。

先日、MidjourneyWeb版についてのUdemy講座をリリースしました。

「自由自在にAIイラスト生成!クリエイティブなスキルをアップデートするMidjourneyWeb版マスターコース」

自由自在にAIイラスト生成!クリエイティブなスキルをアップデートするMidjourneyWeb版マスターコース
使いやすくなったWeb版を使いこなして思い通りにイラストを創造!

 

僕この講座を作り始めた時に、MidjourneyWeb版の専門家でも何でもなかったんですよ。

少なくとも、熟知しているというわけでもなんでもなかったんです。人に教えられるほどの専門的な知識、皆無だったんですよね。

普通なら、それで講座を作るなんて考えないでしょ。

ところが、それで作ったわけです。

 

コンテンツって、自分が専門家であるとか、知識がめちゃくちゃあるとかじゃないと作れないっていうことはないです。自分が全然知らないという状態からもコンテンツできるんですよ。

明日その内容を演壇に上がって講演してくださいといわれても、さすがにそれはできません。

しかし、コンテンツなら可能です。

僕らがそれを作り始めてリリースするまでの間に1ヶ月か2ヶ月かかるからです。

その間、学びながらひとつひとつ作っていくことができるんです。

そしてすべてを学び終え、リリースしたときにはもういっぱしの専門家になっているわけなんですよ。

作り始めるときには何も知らない。でもリリースするときには専門家になっているんです。

 

僕もこのMidjourneyWeb版の講座を作るときには、一応それでイラストを作ってはいたという経験はあったけども、「これって何に使う?」みたいなよく知らない機能はたくさんありました。

MidjourneyWeb版についての半分ぐらいしか知識がなかったんですよね。

でも知っているところから一個一個動画を作っていって、わからないところが出たら色々調べたり自分でも試したりして腑に落ちて。

理解したことを収録して・・・ということをひとつひとつ繰り返していきました。

そうやって1日2日って経っていくと、知らなかったこともどんどんわかっていくし、それによって作ったイラストや画像が増えて、公開したストックイラストがダウンロードされたり、Xに投稿した漫画にいい音をもらったりなど、実績もだんだん積み重なりました。

こうして、講座をリリースするときにはもうすでに、それを使って作った漫画だとかイラストだとか、電子書籍の表紙だとかがたくさんできているんです。

なので講座をリリースするときにはもうだいたいのことは自信を持って語ることができる専門家になっていたんですよね。

 

面白い話ですよね。

1月末ぐらいまでは全体の半分しか知らなかったのに、リリースしたときにはMidjourneyWeb版についてもう結構語れるようになっているんです。

 

でもね、僕はMidjourneyWeb版の講座を作る時に、「人にしっかりと語れるようになってから作ろう」「もっと実績を作ってから作り始めよう」と思っていたらおそらくまだ作り始めてもいませんね。

だってつくるのに十分な知識や実績がなんらかの基準に達するのがいつなのか決めることってめちゃくちゃ難しいですよ。

だって「あ!今日専門家になった!」みたいな線引きって自分でもわからないです。

「まだまだ知らないことがあるかもしれない」とか、

「このくらいの実績で講座を作ろうとするなんて笑っちゃうぜと思われるんじゃ・・・」とか

そういうことを思っていると「よし、ここで専門家になった」なんて絶対思えないので、いつまで経っても講座なんて作れないということなんです。

 

でも一つ一つ学びながら階段を登るようにしてつくっていくと、講座を作ることと専門家になることとが並行して進んでいくんです。

そっちの方がはるかに効率は良いし、自分自身のスキルもアップするし、コンテンツも増えていくしでいいこといっぱいなんですよね。

 

そして、完成後にまだ知らないことが出てきたら、それをあとから付け加えていけばいいんですよね。

補講という形でコンテンツを追加するんです。

「ここについてさらに詳細に解説しますよ」というような動画を付け加えていけばいいんです。

そうすると買った人も喜ぶし、コンテンツも育っていくし、そして何より僕自身がどんどんスキルが上がっていくという、三方よし。

 

専門家になるまで待っていちゃンテンツはいつまで立っても作れません。学びながら作っていきましょう。

こういう風に考えていくと、どんどんコンテンツができるだけでなくて自分がアップデートしていきますから。

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