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ブログとNoteの使い分け方

知的迷走日記保管庫

この記事では,ブログとnoteをどう使い分けたらいいのかということについて,僕自身の使い方を交えて説明します。

それぞれに適しているユーザーのニーズは一言ではいえませんが,ざっくりというと・・・

noteが適しているニーズ

  • 「記事を書くことに集中したい,楽しみたい」
  • すぐに始め,すぐに読まれ,交流したい
  • 書いた記事を売りたい,サブスクで収益を上げたい
  • あまり,SEOなど考えずに記事を書きたい

ブログが適しているニーズ

  • デザインをカスタマイズし,見た目をよくしたい
  • アフィリエイトリンクを貼って,大きく稼ぎたい
  • 自分の書いた記事は,自分で資産化したい
  • 莫大なアクセスを集めたい

以上のようなニーズを踏まえ,

  • noteもブログも,それぞれのメリットを生かして使う
  • それぞれのデメリットをカバーしあって使う

ということになります。

noteの特徴 できること

noteでは,事を書くことに加え,

  • 音声配信できること
  • SNSのようにnote内で交流できること
  • マガジンを作れること
  • ファンの方をサポートできること
  • 有料記事を作れること

マガジンは,ブログで言うカテゴリーの用に使うことができますが,noteの特筆としては,月額制で有料コンテンツにすることができるというところです。

noteでの収益化の仕方

noteは有料noteという仕組みを利用して記事単位で集客化できます。

せっかくなので,ぜひ自分がつくったコンテンツを販売して見るといいですね。

どんなコンテンツを有料noteにしたらいいかということですが,以下の2点から考えるといいと思います。

アクセスがあるブログ記事をより充実させて書き直しノートで有料で売る

ブログ記事でアクセスを集めた記事があったら,それをより追記したり,わかりやすく書き換えたり,事例や体験を増やしたりなど充実させた上で,noteで売るということが考えられます。

すでにブログでアクセスが来ている内容ですので,勝ちがあることは認められているわけです。

ですから,その価値に金額を価値を当てはめて見るわけです。

アクセスがある同じジャンルの記事を集めて,noteで有料で売る。

noteでもブログでも,同じカテゴリ,同じジャンルの記事は,まとめることによって価値が生まれることがあります。

たくさんの記事を,いちいちクリックして開いて読んで回るのは面倒という人に,それらをまとめて一度で読めるという価値を提供してあげるわけですね。

有料で売ることをためらってしまうのが僕たちです。

自分の書くものにそんなに勝ちがあるとは思えないからです。

でも,アクセスが来ているということは,価値を認められているということです。

収益化によって,お金をいただくということに慣れましょう。

そのことで,さらによいコンテンツを生み出すことができるようになります。

プレミアム会員

noteの特徴として,「プレミアム会員」というものがあります。

月額500円ですが,これにより,

  • コンテンツの予約投稿
  • 有料記事の価格上限を上げる(1万円→5万円)
  • サブスクの定期購読マガジンを発行できる。
  • マガジンを無制限に作れる(一般は21個)
  • コメント欄のオンオフができる
  • 数量限定で販売できる。
  • アマゾンアウィジェットを5個まで貼れる

と言ったことができるようになります。

noteのメリット

noteで記事を書く最大のメリットは,

記事単体で売ることができる,ということでしょう。

また,プレミアム会員限定ではありますが,記事のサブスク販売が可能(有料定額制マガジン)ということもメリットです。

また,SEO上のこととしては,noteのドメインが強いので,書いた記事が上位表示されやすいというメリットもあります。

さらに,ライターとしてのメリットは,

  • 書きたいことを書ける
  • 記事作成のハードルが少ない。
  • たくさんの優良ライターに出会える
  • ネタがないときには,運営からだされているテーマで書くことができる

とうようなものがあります。

noteのデメリット

メリットも明らかにしておきましょう。

  • プラットフォーム依存型である
  • デザインのカスタマイズができない(逆に言うと,考えなくてすむ)
  • アフィリエイトが不可能
  • アナリティクスによる解析が一般的には不可(高額すぎ)
  • データのエクスポート機能がない

プラットフォーム依存ということは,サービス終了や,運営側からの記事の削除のリスクが有るということです。

アフィリエイトがむずかしいので,物販はアドセンスなどで収益化しようとしている人には,ちょっとデメリットだと思います。

アナリティクスによる解析はできないと思っていていいのですが(高額),基本的にSEOはあまり考えなくていいので,メリットと言えるのかどうか微妙なところではあります。

ブログとNoteのちがい

以上のことから,ブログとnoteとの違いをざっくりとまとめてみると・・・

ブログは悩み解決,情報提供の記事を書く

日記型の記事を書くことはもちろんできますが,せっかくブログに記事を書くなら,検索流入を意識した,価値の提供をするのがブログの利点を出す方法だと思います。

日記型はnoteで書くほうが,すぐに読まれる,SNSのようにファンになってもらえるなどの点で利点があるでしょう。

noteは書いている人に興味を持つ

noteでは,「誰が書いているか」ということに興味をもたれやすいです。

人に依拠したコンテンツになりやすいということですね。

ですから,基本的に,トップページにはTwitterのようにフォローした人のnoteが流れてきます。

年中アクセスされる価値ある情報,というものではなく,「その人が書いた記事を読みたい」という読み方をされるのがnoteだといえますね。

ですから,日記型などはnoteで書くほうが適していると言えます。

以上が,noteとブログの大きな違いだと言えるでしょう。

noteとブログの使い分け

以上のことを元に,noteやブログを書くにあたり,そのニーズ別にどちらが適してみるかをまとめてみました。

  • まずは記事を書きたい! note
  • ファンと交流がしたい note
  • 速く読んでもらいたい! note
  • デザインのカスタマイズ ブログ
  • カスタマイズに時間を書けたくない note
  • アフィリエイトで収益化 ブログ
  • 書いた記事を売る note
  • 書くことに専念したい note
  • SEOのことを考えたくない note
  • 音声配信など,幅広くやりたい note
  • サービス終了のリスクなしに書きたい ブログ
  • アクセス解析しながら,記事を調製,アクセスアップに取り組みたい ブログ
  • 書いた記事は自分の資産にしたい ブログ

以上のように,noteとブログ,どちらを使うかではなく,これらのメリットやデメリット,ちがいを考えた上で,その2つを上手く保管しあって双方とも使うというのがよい使い方であると思います。

noteとブログを併用する時の注意点

noteとブログを併用する時,一番の注意点があります。

それは,

同じキーワードでコンテンツを書かない

ということです。

同じ内容をコピペしては二重コンテンツになる,ということを知っている人が,それを避けるため,語り口を少し変えて書くということはありそうですね。

でも,これも結局「同じキーワードで書いている」ということに変わりありません。

ブログの記事をnoteにも書こうという場合,キーワードをずらして,切り口を変えるがいいでしょう。

つまり

ブログで「VLOG 作り方」というキーワードになるような記事を書いていた場合,noteでは「VLOGの作り方」になるような記事は書かず,例えば,{「VLOGのおすすめ機材」のようにするということですね。(どっちもブログで書きたいけど)

僕がnoteを書き始めた理由

僕がnoteを描き始めた理由は,単純です。

Mediumみたいなのが新しくできた。

なんだかおもしろそうだぞ!いけー!

という

ただそれだけのことです。

コンテンツを有料販売しようという気持ちもなければ,

noteを元に,どうブログと連携し,自己のブランディングにつなげるかなど何も考えませんでした。

それでも,8年経ってまだやってます。

noteで何も成果らしいものはでてませんけど,なにかの成果を出そうという気持ちもなく,ただ,気持ちよく書きたいことを時折書いているという感じです。

心地よく文を描きたくなったときには,思い出したようにnote,という使い方をしています。

僕のnoteの活用法

そうはいっても,僕なりの活用法というものはないこともないです。(どっち!)

僕の活用法は以下の通りです。

  • なにか小さなアウトプットをしておきたい時,Twitterで生産する
  • あとでTweetを見返して,膨らませたいことは,noteでふくらまる。
  • noteで膨らませたものを見返して,さらに膨らませたいことはブログに書く

以上のようなnoteの活用をしてます。

ツイッターという小さな知的生産を,外山滋比古のいわれる「知のメタ化」にする場所をnoteにしているということですね。

以下のリンクは,「Tweetのメタ化。 Tweetには長すぎる思考」というコンセプトで書いているマガジンです。

思考のメタ・ノート

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