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定年間際のおじさんが話しておかねばならない昭和のこと

黎明記

先日、松本零士さんに関する記事を書いていて、はっと思った。

ブログでは、あまり自分語りをしないようにしようといつの頃からか決めていたんだが、自分語りをすることもまた意味のあることなんじゃないのか?って。

自分のことをいろいろ書いても、読んでもらえるのは一部の特別な経験をした人だけで、一般の僕らがいくらライフハック系の記事を書いても、

それはあなたがうまくいってるだけでしょ?何か根拠はあるの?

と言われたらなんの権威もない僕たちは黙ってしまわなければならない。

考え方を述べたら、老害だと言われそうだし、昔話なんか興味がないと言われそうだし。

そんなこんなで、ある程度客観的なことをここ数年書き続けてきた。

時々,TextGraphyなどの自分の思いや感じなどを書くことがあるが,それはメインではなく,こんなの読んでもらえないだろうけど,と思いながらおっかなびっくり書いていた。

 

しかし,一昨日,松本零士さんのことを書いていて,少し気が変わった。

自分語りをすることの価値,役目といったものを感じたのだ。

リアルタイムで読んだり見たりしていた人間が感じた空気を伝えるという・・・・・

それで,その記事は,「僕の役目はここまでだ」で結んだ。

 

そもそもネットに積み重ねる知見に,価値がないということはあまりない。自分語りであろうと,だれからも読まれないものであろうと,価値はある。

その人だけが経験し,感じたことは,まぎれもない人類の足跡の一部分であるからだ。

PVはもらえないかもしれないが,どこかでその情報を必要としている人がいるのにちがいない。

Youtubeなんて,そういう気持ちで作ろうとしていたのではなかったか。

 

ブログで自分語りをしないというのは,それは,PVがほしいとか,稼ぎたいとか,契約させたい,とかそのような確たる目的を持ったブログで必要な考え方であって,個人ブログでは本来人様を困らせることでなければ,公序良俗に反することでなければ,何を書いてもいいのだ。

このブログは,すでにPVをこれ以上上げようと思うことはやめている。

このブログの内容で1日1万は到底無理だと悟ったからだ。

(実をいうと,あの1日7万PVという爆発的な怪しい上げ以降,一旦元に戻ったことは戻ったが,その後また徐々に上がって以前の2倍近い1日2000PVくらいになってしまっている。どう考えていいかわからなくなっている。・・・まあ,それでも1日1万PVなんて無理だ)

そこでカテゴリをのれんわけして,そこでそれぞれ特価ブログにし,オーソリティ化を目指して,そこでぐんとPVを伸ばそうとして,行動を開始している。

だから,このブログでは,自分語りをしたってまったく構わないのだ。

 

それは意識したつもりだが,昨日松本零士さんの記事を書いていて,心底そう思った。

僕らは,自分語りによって,過去のリアルをネット世界に記して残していく役目を持つことができるのだ。

そんな役目をもったって構わないのだ。

そう思い至った僕は,このブログではどんどん自分語りをし,昭和の頃の子どもたち,社会,そして子どもから見た大人のリアルな絵を描いてみようと思った。

それで,これからときどき「定年間際のおじさんが話しておかねばならない昭和のこと」というタイトルで,少しずつ語っていこうと考えている。

・・・・

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はい。ご一緒に!

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また何か始めたー!

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