Adobeから新しいアプリが出た。
Adobe Fresco。
フレスコとは絵画の技法のこと。
それを名うつくらい、「絵を描く」ということのために作られたアプリ。
これまでは、絵を描くのはPhotoshopの役目だったが、名前からして絵を描くアプリという感じがしなかった。
「フレスコ」という名前に「これこそ絵を描くアプリだよ!」というAdobeの意気込みが伝わってくる。
画面はこんな感じ。
さすがに、筆の種類の表示がとてもわかりやすくなっている。
ブラシも大量に登録されていて、「ね?絵を描くやつでしょ?」というアピールがしっかりと。
Adobeによると、筆は1000種類。
ベクター形式も使えるのがすごいな。
ライブブラシというので水彩を試したら、画面ではわからないが、書いた絵具が流れてじわっと広がっていく。まさにライブ。
この方のがわかりやすい
僕は、「絵を描くときには、Photoshop」という感覚になれない。もう長いこと。そうPhotoshopを買ってから25年間も経つのに。
Photoshopって、画像処理ソフトでしょ?というのがここ25年間の僕の感覚なんだ。
もちろん、Photoshopは優れた絵画ソフトなのだが、イメージがそうなってるから仕方ない。
だって「写真屋」さんなんだもの。
私にとって「絵」を描くソフトは25年間Painterだった。
まだ、マック版しかない1995年、このソフトに憧れていた私は、雑誌で海外ではWindows版が売られていることを知り、わざわざ輸入して買ったほどだ。
Painterはまさに絵を描くツールだった。
チョークとかパステルとか、油彩だとか、色鉛筆だとか、「それらしい感じ」ではなく、まさに「それを使っている感覚」になる描き味なのだ。
だから、僕は25年間Painterを使い続けてきた。
しかし、このFrescoの登場は、私をPainterから離してしまうことになるかもしれない。
ただ、筆を走らせただけだが、描き味が気持ちいい。
他の方々の例の方がわかるので残しておこう。
Adobe I’dさえあれば、基本使用は無料だとのこと。月額1080円のフル機能は6ヶ月間無料で使える。
「6ヶ月間無料」というのは、クリスタが始めて衝撃を受けたが、今後は基本仕様になるのかな。
詳しいレビューは、イラストチャンネルの方に書いていこう。
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