寝室書庫で,立って本のページをめくり,「はて,この本は書斎に置くべきではないか」とおもい,書斎と寝室を行き来する。
これがとてもいい。
部屋と部屋を歩きながら本を持ち運び入れ替える時の気持ちは,図書館の中を歩いているような心地がする。
読書について
元禄御畳奉行の日記をとても面白く読み進めている。
日記からは,時代は違うが,その人と自分との心根の共通点を感じることができ,気持ちを没入させることができる。
旭文左衛門が経験した役得旅行の話や,心中,浮気などの浮世話などがことこまかに書かれており,その反面,仕事上のことがほとんど出てこないというところが面白い。
「文会」という,当時のサロンによく出入りしており,知的なものへの興味があった人なのだなとうらやましくなる。
他に図書館の魔女,ピープス氏の秘められた日記,サピエンス全史などを読む。
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