最近、FeloやGensparkのようや検索エージェントが知られるようになり,使われるようになってきています。
このことで,従来のブログのあり方に影響を与えるようになってきました。
情報をまとめることを目的としたブログは、こうした検索エージェントの活用で、読者に直接読まれる機会が減ってきているわけですね。
これまでは、なんらかのキーワードを入れて表示されたブログを、上から一つひとつ見ていって知りたいことを調べていました。
しかし,検索エージェントを使うと,それらぜんぶを一気に調べて,全ての内容を網羅しつつ、広告まで抜いて示してくれます。
これでは,情報をまとめたブログは読まれなくなりますよね。
ぼく自身,すでに個々のブログを読むことはあまりなくなりました。
なので、これまで以上に筆者の個性や経験が反映された「俗人性」の高いブログを書くことが必要になります。
これらのブログは、読者にとって共感や親近感を得やすく、いわゆる「ファン化」が期待できます。読者の方から読みにきてくれるブログ,検索に頼らなくてもいいブログというわけですね。
検索エージェントを活用した効率的な情報収集の時代へ
僕の情報収集の仕方は,検索エージェントであるFeloやGoogleのNotebookLMを使うことが多くなりました。
「NotebookLM」では、調べたいテーマごとにノートを作成し、その中に関連するブログのURLをまとめて保存。
これにより、ブログを一つひとつ読むことなく、必要な情報を効率的に整理・収集できるのです。
feloと違って,ブログやPDF、YouTubeなど様々な媒体から必要な物を集めてきて,ファイルのアップロードやテキストのペースト,記事や動画のURLなど、これとこれ!というように、手動で放り込んでいきます。
ソースを自分で決めるので、Feloのように丸投げではありませんが,このブログやPDFAB、YouTubeの概要を掴みたいという時には重宝します。
外国製のソフトは、英語のマニュアルが添付されていることが多いですが,それをそのままNotebookLMに放り込んで適宜質問して答えてもらっています。
AIがもたらす知的生産の効率化
AIツールの進化により、ブログを活用した知的生産も大きく変わっています。
たとえば、筆者は従来、リサーチしたブログの記事の内容を網羅する目次や見出しを作り、それに基づいてブログ記事を書くというプロセスを踏んでいました。
しかし現在では、AIに情報を与えることで、自動的に目次構成を作成し、それに沿った記事を生成することが可能になっています。
こうした記事は元の情報を元に作られるため、正確性が高く、SEO的にも効果的です。
もちろん、コピペにならないようチェックしながら調整する必要はありますが、記事作成の労力は格段に減りました。
しかし,お気づきのように、元ネタがネットの情報なので、それに基づいて作ったこの記事も,検索エージェントの餌になってしまうのです。
楽にはなったけど,ブログとしての価値が下がってきたといえますね。
情報発信の未来とブログの役割の変化
このように、ブログ記事は検索エージェントやAIの「餌(データソース)」として活用される側面が強くなっています。
その結果、ブログそのもののオリジナル性や価値は相対的に低下しているわけですね。。
しかし、完全にブログが不要になるわけではなく、特に写真や図解で「手順や操作」を説明するようなチュートリアル的なブログは、依然として需要があるわけです。
そのブログを見なければ分かりませんから。
今後のブログ運営に求められる方向性
短期間ではブログのSEO対策が完全に不要になるわけではないと思います。
しかし、ここ1~2年でさらに状況は大きく変わると考えられます。
なので,現時点ではSEOを意識した収益化ブログを続けつつ、将来の変化に対応する準備を進めることが大事かな,と思います。
今後もブログ運営を見直しつつ、時代の流れに沿った収益化の方法を模索していく必要がありますね。
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