photo credit: Ev0luti0nary
なでまわす、というような意味ではなくて、「羽繕いする」という感じですか。
本棚っていいうのは育てていくものだと思ってます。何十年もかけて、自分の知的生活そのものであるような本棚を、少しずつつくっていく。
そのために、毎日のメンテナンスをしようというのです。
本棚をじっと眺めて、斜めになっている本を戻したり、
本と本を入れ替えたり、
本の棚の構成を少しずつ変えていった
そして、自分の感性に合わなくなった本を淘汰したり。
そういうことをずっとやってきた中で、本職の教育関連の書物は別にして、もう30年近くずっと私の本棚に王座をもっている本たちがあります。
それは、民話とか昔話とか民俗学とかそのような類の本たち。
そして、明治から大正時代の詩人たちの詩集。
このあたりは、他のさまざまなジャンルの本が入れ替わっても、いつもずっとそこにあります。
自分を普遍的に刺激しつづけるものがあるのでしょう。
おもしろいもんだなあと思います。
大体、1日に1度、本棚をぼーっとながめて、いろいろと羽繕いすると、頭が刺激されますね。
コメント