50歳になったらすぐにでも自分のYouTube投稿用のチャンネルを開設しておくことをお勧めします。
そして10年かけてそのチャンネルを育てていいきましょう。
YouTubeに動画を投稿する事は、自分の様々な挑戦や学び、取り組みを人に伝えるための1つのチャンネルを持つことになります。
かといって、すごいYouTuberのように顔を出したり、声を出したりする必要はありません。
私もほぼ顔を出す事はありません。
私は声だけは出していますが、声すらもAIに読ませているYouTuberはたくさんいます。
それで自分の学びの内容や取り組み、知識や経験を伝えられればそれで良いのです。
難しい事は何もないのです。
私の知り合いには、自分が販売している機械の各部の動きやそれがどう働くかなどと言う数十秒程度のショート動画を2カ月間毎日何本かずつ投稿しただけで、登録者が700名を超えた人がいます。
その人がやった事は、自分が売りたい機械を自分で操作して、たった15秒から1分ほどの短い動画をただ投稿し続けただけです。
その方は、私が教えるまでは自分がYouTube動画を投稿することができると言うことすら知りませんでした。
しかしたった2ヶ月で自分の動画にそれだけの影響力があると言うことを知り、その経験から自分で動画作成を学び、今では素晴らしい動画を毎日投稿するまでになっています。
その方はまだ40歳ですが、60歳になる頃には、大きなチャンネルに育っているでしょう。
そして育ったチャンネルから顧客ができ、またチャンネル自体から広告収入を得ることができるようになっていると思います。
その人は、自分の仕事以外に収入が入ってくるための大きなチャンネルを手に入れたわけです。
つまりYouTubeを始めるという事は、それほどハードルが低いのです。
別に売る機械などの商品がなくても構いません。
私の友人は農業をしていますが、毎日の農作業の様子をそれも1分満たないショート動画で毎日発信をしています。
田んぼに水が来ないとか、田植えの稲をみんなが買いに来ているところとか、飼っているヤギに草を食べさして草刈りの助けにしているとか、そのような自分の仕事に係ることを毎日配信をしているのです。
自分の生活の記録のようなYouTubeの配信の仕方です。
その友達は楽しく毎日の様子を発信しているだけですが、これも2ヶ月ほどの間にいつの間にか70人もの登録者を得ることができています。
私はその「農業おじさん」が60歳になり、農業を始めたと聞いた時からYouTubeをすすめていたのですが、なかなか腰を上げようとしませんでした。
しかし62歳になったときにヤギを飼い始めたと言うことを機器、チャンスとばかりに農業おじさんのところに飛んでいって、そのヤギを撮ってショート動画を上げてごらんといいました。
「こんなのでいいのか?」としぶしぶ撮って投稿しましたが、私が帰る頃には400再生もされていました。
彼は驚き、翌日も投稿していました。
2ヶ月後、その人はYouTubeに華麗に変身したのでした。
「自分の動画がそれほどたくさんの人に見られていると言うことに驚いた」と言っていました。
特別なことでは無いのに、世の中にはそのことに関心を持つ人というのはたくさんいるわけです。
(特別なことではないと思い込んでいるだけですが・・・)
「こんなものに人が興味を持つんだとびっくりした」と言うような事は発信を始めた誰もが言います。
最初の販売員の人も、こんな機械に誰が興味関心を持つのだろうかと思っていたようですが、4回連続で10,000再生越えと言うような経験をすることによって、自分の配信には大きな価値があるのだと言うことを理解したようです。
50歳になった途端にこのようなことを始めれば、その後の10年間、そのチャンネルを温めていくことで大きな力になります。
ブログを書いたら、そのブログを読み上げて動画にすると言うこともできますし、面白いものや心惹かれるものがあったらそれを写して投稿すると言うこともできます。
そのようにしてチャンネルを温めておくことが何にいいのか?
温め、育ててきたチャンネルは、自分がいざ本格的にYouTubeになろうと思った時、その発射台になってくれるのです。
YouTubeの広告で収益を得ようとか、登録者を増やして影響力を得ようなどと思った時、ゼロからスタートするのと、すでに長く温めたスタート台があるのとでは大きく違いますよね。
私は自分のシニアアップデートチャンネルを立ち上げたのは2013年でした。
何を投稿していいのかわからず、買ってきた文具を撮って投稿してみると言うようなことをポツポツとやっていました。
何か特別に発信したいテーマがあるわけでもなく、ただ思いついた時に思いついたものを投稿していたのです。
それから6年間、私の登録者はたった2人でした。2人といっても、1人はモニター用の私なので、私が6年間ポツポツと動画を投稿してきたをたった一人の人が見てくれていたと言うことになります。
ところが、2021年の春にNotionと言うアプリと出会ったことで、私のチャンネルは大きく変わります。
それがあまりにも面白いので、それを学ぶ過程を投稿し始めたのです。
するとあれよあれよと登録者が増え、なんと2ヶ月で400人近くまで登録者が増えたのでした。
そこで可能性をはじめて感じて動画作りに奮起。
2024年の1月に登録者1000人を超えることができました。
躍進のきっかけはNotionと言うとても面白いアプリを学ぼうと思ったときに、せっかくならそれも投稿しようと思っただけです。
逆に言えば、それまでで面白いことがあれば、YouTubeで投稿すると言う経験をして来なければ、そのチャンスを掴むことができなかったのです。
6年もの間、たった1人で、何か面白いことがあれば動画にすると言う経験をしてきていたおかげで、Notionと言う面白いものを見たとき、それを学んでいこうとするときに、学びの経過を動画にしようと言う発想を得ることができたわけです。
いざ船出をしようとした時、すでに船を作っていたからこそ、船造りから始めることなく、すぐに大会に漕ぎ位出ることができました。
登録者1000人を超えたら、それまでできなかったようなことができるようになります。
1つは、広告をつけることによる広告収益を得ることができるようになります。
またライブを行ってアーカイブを残すことができるようになります。
これらによってさらに再生時間が伸び、収益も増えていくのです。
なので、私は、50歳になったら、まずはその準備としてのチャンネルを開設するということだけはしておくようにおすすめしています。
チャンネルさえ作っておけば、私や私の友達のように、いざやろうとするときの大きなきっかけづくり、背中を押すことになってくれるのは間違いありません。
YouTubeは、思うほど難しいことはありません。
YouTube運営関係の動画を見ると、それがいかにも難しいことであるかのように言われています。
しかし、それはYouTubeでたくさんのお金を稼ごうと思っている人の場合のことです。
私たちはYouTubeを生活の糧にするようなそれほど大きな稼ぎをねらているのではありません。
自分の伝えたいことを知りたい人に届けられるプラットフォームを一つ持っておきたいためです。
そして、その先には、将来もらえるようになる年金以外に自分で自由になるお金が少しでも入ってくるようになれればそれで良いのです。
その収益があれば生活を送るため以外に、自分の経験を増やしたり投資をしたりすることに生かすことができます。
自分の自由になるお金を年金以外に作る柱を作っておく。YouTubeがその柱になる可能性は大いにあります。
そして、今はYouTubeで収益を得ようなんて思いもしなくても、動画投稿の経験をしておけば、自分が本当にYouTuberとして生活の糧を得ようと思うきっかけにもなるわけです。
全く経験がなければ50歳を過ぎて本当にYouTubeになろうと一念発起すると言うような考えすら湧かないでしょう。
つまり自分の人生を広げる大きなきっかけづくりにもなると言うことです。
50歳になったら、ぜひ投稿チャンネルを作っておいてください。
自分にはとてもできないなんてことを思わずに、