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アイドル時間をつくらない! 「20冊並行読書」のやりかた

知的迷走日記保管庫

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5冊並行どころか、20冊以上並行読書を始めて2ヶ月班ほど経ちます。

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現在,私のアクティブ書棚の中には買ってきた本を積み上げておく棚があって、そこには読まれよう読まれようと沢山の本がひしめいています。

なぜ,20冊も並行して読むのでしょうか。

それは,生涯に何度も読み返す至高の1冊を見つけるためです。

そのためにできるだけたくさんの本に出会う必要があります。

それは5冊並行では足りません。

なぜかというと,5冊程度だとその日の気分によってその5冊どれもを読みたくないということが起こりやすいからです。

今あまり読みたくないなと言う本は,それが5冊であるときの確率に比べて、20冊の時の確率の方がぐんと減ると言うことです。

つまり,20冊だと,「どれにしようか・・・読みたくないな」などと言うアイドリング時間をできるだけ作らないでさっと本を読んでいくことができるわけです。

そのための20冊並行読書。

私はこの考えがとても面白いと思い気に入り実践をし始めました。

詳しくはこの本を参照してください。

結果から言うと、2か月半で読書量も時間も格段に増えました。また読書の種類も増えました。

ではそのやり方について説明します

20冊並行読書のやりかた

1.本を積んでおく

新しく買ってきた本や,買ってきただけで読んでなかった本を20冊ほど選び,さまざまな場所にまいておきます。

僕の場合は,

「アクティブの本棚」

「食堂」

「ソファ周り」

「寝床まわり」です。

それぞれの場所に4,5冊ほどおいておきます。

2.アイドリングの時間を作らず,隙間時間ができたら間髪を入れずに本を手に取る「アクティブの本棚」

アクティブの本棚とは,いつも使う本や,買ってきた本がおいてある本棚です。

私の仕事机の背後にあります。

使うときには椅子をくるりと回して本棚の方に向き,必要な本を仕事机に持ってくるのです。

アクティブの本棚は常に使われたり,入れ替わったりします。

だからアクティブなのです。

帰宅後立読や,パソコンの起動時の待ち時間などに,さっとどれかを開いて読み始めます。

ほんの数秒,「どれを読むかな…」と手が迷いますが,「どれも読みたくないや・・・」ということはありません。

3.食事が終わった後,しばし読書をする。「食堂」「ソファ周り」の本

食堂のテーブルの,私の座席の後ろのサイドボードには,近頃買ってきた本や,読むのに少し努力がいるような本がおいてあります。

軽めの本というよりは,食事の後の満ち足りた時間にじっくりと時間をとって読むような本です。

「サピエンス全史」などはここに置いていました。

ソファ周りには美術史などを置いています。

4.寝る前に安らいだ気持ちで味わう。「寝床周りの本」

あまり知的に興奮するようなワクワクするような本は置いていません。

以前は,宇宙論とか脳科学とかおいていましたが,面白すぎて寝られなくなるのです。

今は,断腸亭日乗のような日記を置いています。大正時代の文人の生活に思いをはせながら眠りにつきます。

それぞれの場所に数冊ずつおいているので,その場所に来たらその中のどれかを開いて読むことになります。

以前は「この場所はこれ」「この場所はこの本」と決めていましたが,20冊並行のために場所に数冊ずつ置くようにしてから,読まないことがなくなりました。

20冊並行読書,おすすめですよ。

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