夏季研修のためにレポートを書くのですが、Evernoteが大活躍です。
14000のノートからレポートのテーマに関する言葉などを検索したら、それはさまざまな資料や過去のレポートなどがでてきてそれらをそっくり「タスクフォース」として新しくつくったレポート用のノートブックに移しました。
これらを参照しながら、右のノートにレポートを書いていきます。
書こうと思っている内容の補強としての資料だけでなく、資料を集める過程で直接の関係はないけどレポートの校正に新たな視点を加えてくれる資料が見つかります。
これらがレポートに幅を加えてくれますし、思いもしなかったような論の展開のアイデアがわいてきたりします。
Evernoteは知的生産の大事なツールだとあらためて感じた次第。
Evernoteにおける「タスクフォース」について
知的生産における「タスクフォース」という考え方は渡部昇一氏の「知的生活の方法」に出てきます。
蓄積した情報カードから、生産のための特定のテーマに必要なものを抜き出して一つの箱に入れ、それをもとに論文や著作などの知的生産をおこなっていく、という生産のしかたです。
これをEvernoteに活かすことについてはここ数日再読している倉下忠憲氏の「Evernote「超」知的生産術」に詳しいです。
p171
EVERNOTE「超」知的生産術
これまでにEvernoteをタスクフォースとして使ったのはかぞえるほどしかありません。
【宣言】私のEvernoteを「考えを育てるフィールド」に作り変えるためにノートブックを大再編する! | 教師の知的生活ネットワーク
しかし、蓄積したデータを使って育て、知的生産に持っていくためのフィールドとしてEvernoteを使ってきたかというと、そのような例はいくつかしか思い出せません。他校から呼ばれて研修の講師をした時、文科 …
思えは、他校の講師として呼ばれた際のプレゼン原稿つくりは、やはり倉下忠憲氏の「Evernote「超」知的生産術」(2011年1月)に基づいて行っているはずです。これを行ったのが、2011年の夏なので。
効果は絶大です。
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