連休3日目は、またジュンク堂に行きました。今日読みたいリストに入れた本たちです。
目次
宇宙が始まる前には何があったのか ローレンス・クラウス。
訳者の青木薫さんは、フェルマーの最終定理やビッグバンなどを訳した人で、難しい内容を素人にもわかる平易な言葉にして見せてくれる。
宇宙論にはとても興味があるけれども、普通に読んでもきっとわからない。でも青木さんの訳ならわかるんじゃないかと期待できます。
「種の起源」に匹敵、というリチャード・ドーキンズ博士のキャッチコピーにもとてもひきつけられました。
2兆年先には宇宙は膨張しすぎて銀河系しか見えなくなるので、今私達は宇宙を観測できるとてもラッキーな時点にいる、という、ちょっと凡人の感覚ではまったくもって想像もできないようなことが述べてあり、とても魅力的でした。
「ひぐらしの記」葉室麟 第146回直木賞受賞作。
映画化決定とのことです。「時代を超えて読み継がれて欲しい」と、書店員からのメッセージ。
「命を区切られた時、人は何を思いいかに生きるのかというテーマ」
僕はまだこの方の本を読んだことがありませんが、読んでおくべき本だとのおすすめなので、読んでみようかと思います。
「ゆかいな仏教」橋爪大三郎 大澤昌幸
仏教についてはブッタの人物像に興味を持って色々と調べた時期があります。仏教の成り立ちの歴史にもとても興味がありますし、仏教は人生上のさまざまな悩みにヒントを与えてくれる宝庫であるとも思っています。
「インフェルノ」
ダン・ブラウンの新作です。トムハンクスも絶賛だって。今度はダンテの地獄篇に込められた暗号を解読します。また、やめられなくなるのだろうな。
「「昔はよかった」というけれど~戦前のマナー・モラルから考える~」大倉幸宏
昔の日本人の礼儀正しさ、公共心などがとても洗練されていてよかった、というのはいろんなところで聞いてきましたし読んできたという記憶があることから、自分の中にはそのように印象づけられています。
でもこの本では当時の写真や新聞の記事からそんな印象を打ち砕いてくれます。
たとえば電車の中でおかしやみかんを食べて皮やからを平気で撒き散らす人や、公共の場所でお化粧をする人などのことがでてきます。バスの中でのお化粧なんて近頃出てきたみっともないことだと思ってましたが、戦前からいたとは・・。
まあ、そうだろうなともおもうし、残念な気もするし。
でも、それをよしとせず、「だめだそんなことでは・・・」という人も確実にいた、ということです。
マナー・モラルの低い人は何時の世にもいるということですね。
そしてそれをよしとせず、心をいためてきた人も。
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