定年退職を迎え,新しい職場で人生第2章をスタートしてから一ヶ月経ちました。
頭の中がぼーっとしているうちに人付きすぎたような感じです。
この記事では,定年退職を迎えた人間が,一月の間にどのような心身の変化を経験していくのか,僕の事例をもとにお伝えしたいと思います。
定年退職後一ヶ月の現在の生活の状況
4月30日現在,僕の生活はがらりとかわっています。
仕事の変化
まず,朝は9時15分の出勤です。
これまでは7時に家を出ていました。そして7時30分からその日の仕事の準備を始めていました。
本当は8時30分からの勤務開始ですが,子どもたちも8時前には来ますので,その時間から働こうとしても無理。
それを「おかしい」と思うこともなう,38年間そんな環境の中に身をおいてきました。
いや,「おかしいな」と思うことは時折あるんですけど,「そんなものだ」という受け入れの心のほうが強かったです。
(でも,同僚や後輩の方々に,「教師は早く来て準備をすべきである。帰りは遅くまで残って授業の準備をすべきである」などということは一度たりとも言ったことがないと自負しています)
ところが,今は2時間もスタートが遅いんです。
また,勤務終了は15時45分です。
これまではエンドレスでした。
どこまでがミニマムで,どこからが自分がしたくてやっているのか全くわかりません。
放っておけば,朝の6時まで授業の準備をしてしまう。
だから,40歳ころを境に夜の10時以降に仕事をすることをやめたんです。
寝るまでの2時間を「知的生活のための時間」に無理やりしました。
おかげさまで,ちょうど40歳頃(2000年頃)からホームページブームが来てWeb日記を始めたり,2003年ごろからブログが始まったりしたことと時期が重なり,僕は毎日ブログで情報の発信をする生活を始めることができました。
家での時間の変化
ところが,3時45分に終業して帰宅する16時半以後,ポッカリと空白ができたんです。
それは見事な白い壁。
好きに塗りつぶすことができる壁です。
毎日2時間の知的生活の時間が,毎日,7時間半へと,5時間半も拡張されました。
これをいったいどのように塗りつぶすのか。
一月経ちましたが,まだじょうずな塗りつぶし方がわかりません。
体がいうことをきいてくれないんです。
職場や仕事内容が激変したことによる心理的なストレスで,帰宅した途端体を直立に保っていられなくなります。
そして,床に寝そべったら最後,3時間は起き上がれません。
夕食時によろよろと起きてきて食事。その墓風呂に入り,ようやく午後9時ごろから作業に入ります。
ブログ,メルマガ,動画編集,イラスト。
こういったことを午後9時から12時位までの3時間くらいやっています。
もったいないなとは思いますが,おそらく今の僕に必要なことなのでしょう。
定年退職後一ヶ月の生活の状況は以上のとおりでした。
定年退職してもかわらないこと
この一ヶ月を経験して,これまでと変わらないことがあります。
また何か始めた!と言われる
[st-kaiwa2 r]また何か始めた!
毎日のように言われ続けたこの言葉。
これは退職してからも変わりません。
すでにメルマガが一種類増えています。
また,イラストトレンドブログも始めています。
この2つは次の項目で紹介します。
マイクラの新シリーズもはじめました。
旅日記から進化して,ノウハウを伝えるような記事を書いたり・・・
トレンドである「ハードコア100日生活」を始めてみたり
始めたからと言って,責任持って最後までやるというわけではなく,とにかく始めたくてまた始めた。という感じ。
ヘッドセットも買って,音声配信のさらなる進化へむけての用意もはじめました。
少し止まっているPodCastも再開間近と言ったところでしょうか。
すでにコータローさんとのYouTubeライブも再開しています。
僕の「また何か始めた」はきっとずーっと変わらないと思います。
情報発信し続ける
朝5時15分が僕の目覚める時間です。
ここから朝のルーチンを始めるのですが,朝活で行うルーチンは変わりません。
特に「朝ブロ」(朝,ブログを書くこと)は,この記事を書いている5月3日朝の時点で746日連続で行っていて,おそらく今後も変わることはないでしょう。
メルマガは,一種類増えました。
もうすぐ4年になる「知的迷走通信」に加えて,コーチングのためのメルマガ「夢を叶える10ステップコーチング」とその後の週刊メルマガ「コーチングノート」の配信です。
あ,お申し込みはこちらから。
イラストトレンドブログを始めました。
イラストの描き方を発信するブログです。
今の旬の話題をイラストにするので,「トレンドブログ」の一つの形といえます。
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イラストは何らかの形で描き続けてきましたが,退職しても変わりません。
すこしイラストを書く時間が増えました。
知的生活を求める自分の心のあり方
26歳で知的生活に出会ってから,34年間,僕はずっと心の中のあこがれの知的生活の姿を追い求めてきました。
書を読み,文をしたため,よいものを愛でる。
心の中は常に「凪」の状態で,ゆったりした大地のような静けさ。
そんな生活を追い求めて,実際は,マルチポテンシャライトとして毎日あれこれ忙しく立ち回っています。
なにか新しいものが発売されたら,すぐに買ってしまう。
新しいサービスが始まったら,使ってみずにはおれない。
そうやってジタバタしています。
これは,この先ずっとそうでしょう。
これが,僕の追い求めている知的生活の,僕なりの姿なのかもしれません。
まとめ
いつまでも教師であった頃の自分にしがみついている,ということは全くありません。
子どもたちとの別れの時一番心配していた,子供離れができずにホームシックのようになることはなく,完全に新しい仕事にシフトしています。
環境の変化に合わせてくるくると心の有り様を変えることは,きっとうまいんじゃないかと思います。
床に寝転んで3時間はそのために必要なことなんでしょう。
この一ヶ月の変化が2ヶ月後にはどうなっていくのか。
またリアルタイムレポートで報告します。
特に,これまでの人間関係がいったいどうなっていくのかといったあたりは,退職後のレポートによくでてくるので,そのあたりを語ることができればと思います。
メルマガでは,こういうことも結構リアルタイムで話しているので,もし定年退職を控えている方で興味があるかたは,メルマガへの登録をお願いします。
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