学力とは何か (新書y) (新書y)
昨日、8冊目 「学力とは何か」読み終えました。
学力向上派とゆとり・生きる力派について、どちらが先だとかどちらが正しいとか、どれがはやりだとかではなく、
これまでの教育の流れから説いて、それぞれを相対化して論じてくれているので、今に至る教育の流れを理解しやすいと思います。
僕らは、ある考えがはやると、それ以外の考えは古いとかだめだとか思いがちなところがあります。
百ます計算がはやったら、百ます計算をしていない学校はだめだ、みたいに。
無批判に今はやっている本の考えをよい考えとして受け入れてしまいがちです。
今旬な考えに反対をすると、古くさい人が新しい考えにたてついているかのようにみられることもあります。
なかなか広くいろいろな考えを勉強する時間がないからというのもありますが、どうしてもはやりにたよりがちなのです。
・・・・・というのはみんな私のことですけどね(^^;)
そういうわけで、この本は、それぞれの立場を相対化してくれました。
2冊目から8冊目にとんでますけど、その間、先日図書館で借りてきた「男のダイエット」だとか「かぶきの名台詞」
Xoopsの本2冊などを読んでいます。
忙しい時ほど、時間を見つけて読書!
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