KNOPPIXによる、ファイルの救済について | 教師の知的生活ネットワーク
上のエントリーについて捕捉があります。
実は、上のエントリーは予約投稿をしていたもので、実際にファイルを救済しようと思っていた前の日に書いたものでした。
それまで2度救済に成功していたので何の疑いもなく、「救済しました」と過去形で書きました。
ところが、実際に翌日実施してみたら、なんとこれまでなんのこともなく起動していたKNOPPIXが起動せず、ペンギンの画面でとまってしまうのです。
女性の声で「起動の準備をしてま~す」と英語で5回ほど繰り返した後、「なんとかtoo fast 」と出てあとはプロンプトでとまってしまいます。
焦りました。
起動しないことなどまったく想定していなかったので、必死になってWEBで調べて回りました。
同じような症状で困っている人がいたみたいですが、結局「これ」といった解決法はみつからず。
起動時のオプションをひとつひとつためしていくしかないな、と思っていたところ、先日のエントリーで紹介したサイトにもうひとつ「DVD」用のKNOPPIXがあるのを思い出して、わらをもすがる気持ちでそれを焼いてもっていったのです。
結果はあっけないほどの大成功で、最初からこうしておけばよかったというくらい簡単に起動してしまいました。
その後、無事にファイルを救済することができました。
めでたしめでたし・・・・・・・・・が!!!
実はもうひとつ落とし穴がありました。
なんとこれも想定外。
ファイルの日本語がすべて文字化け。
なんのファイル化わからない上に、そのまま開こうとしても開けません。
あわてて名前を変えたら無事開くことができましたが、何百というファイルひとつひとつにそんなことをしないといけないことになってしまいました。
それらのファイルのほとんどは別にバックアップをとってあるやつで、実際に救済したかったのはたった1つのファイルです。
でも念の為にすべてUSBに救済したのが裏目に出てしまいました。
どれが本当に救済したいファイルなのか、見ただけではわからなくなってしまいました。
結果として、名前を変更した上でひとつひとつひらいてみないといけない、という悲しいことに。
まあ、救済できたからいいとします。
しかし、このことは実は多くの方が経験していたことをあとから知りました。
すなわち、救済先のUSBのフォーマットがFATだった場合に文字化けがおこるらしいのです。
NTFSでメディアをフォーマットしてからファイルを救済したら文字化けはしない、とのことでした。
でも、私の場合「移動」したので、もとのHDDには残っていません。やりなおそうにもできません。
あとのまつりです。
これも今までに経験したことがありません。
偶然、以前に救済した時にはNTSFフォーマットをしていたメディアに救済していたのでしょう。
いい勉強になりました。
これからKNOPPIXでファイルを救済しようとサれる方は、コピー先のメディアをNTFSフォーマットにすることや、起動しなかったらCDをDVDに変えてみる、などの工夫をしてみてください。
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