Kindleで本を出したのに、全く売れない。
表紙を作り直したり、中身を書き足したりしても、売れ行きは変わらない。
そんな悩みを抱えていませんか。
私も、2016年に初めて出した電子書籍は売れませんでした。
それでも、そのあとに出した『50歳からのブログ運営戦略』は、発売と同時に売れて、何年も売れ続けています。
2冊の違いは、中身の出来ではありませんでした。
違いは、出す前から待っている読者がいたかどうかと、検索される題になっていたかどうかの2つです。
この記事では、電子書籍が売れない理由と、出す前から始める情報発信のやり方を、私の本と教材の例でお話しします。
Kindleの本だけでなく、BrainやUdemyの教材を出す人にも、そのまま当てはまる話です。
この記事のポイントは以下の4点です。
- 電子書籍が売れない一番の理由は、待っている読者がいないこと
- 仲間が買ってくれても、検索される題でないと波が引いたあと沈む
- 出す前から読者を巻き込んだ本は、発売と同時に売れて、何年も売れ続けた
- 情報発信は、自分の記録として散歩しながら10分話すだけでも続く
目次
電子書籍が売れない理由は、待っている読者と検索される題がないから
- 電子書籍は形がないので、作った人で選ばれる
- Kindleで全く売れないのは、最初の買い手がいなくてレビューがつかないから
- 新着に出ても、新しい本に押されてすぐ埋もれる
- 仲間が買ってくれても、題が検索されなければ波が引いたあと沈む
電子書籍は形がないので、作った人で選ばれる
電子書籍、Udemyの講座、Brainの教材は、どれも形のないものです。
木彫りの人形や版画なら、買う人はもの自体を見て、気に入るかどうかを決められます。
でも、形のないものは、買う前に中身を確かめられません。
そこで、買う人は、作った人がどんな人かで判断するしかないんです。
知らない人が出した形のないものは、なかなか買ってもらえません。

本の中身が良くても、買う前の人にはそれが伝わりません。
売れないのは、中身が悪いからとは限らないんです。
Kindleで全く売れないのは、最初の買い手がいなくてレビューがつかないから
レビューが100件ついていて、それもみんな星5つ。
そんな本なら、知らない人の本でも買ってみようかな、と思えますよね。
ところが、初めて出す人には、最初に買ってくれる人がいません。
買う人がいないので、レビューもつきません。
レビューがないので、次の人も買うのをためらいます。
全く売れない本は、この堂々めぐりから抜け出せずにいるんです。
最初の数人に買ってもらい、レビューを書いてもらえるかどうかで、そのあとが大きく変わります。
新着に出ても、新しい本に押されてすぐ埋もれる
本や教材を出すと、販売サイトの新着の欄に並びます。
ところが、新着には毎日、次々に新しいものが出てきます。
私が教材を出しているBrainでは、1時間もすると次のページへ押されて、見えなくなってしまいます。
見えなくなったら、もう誰の目にも触れません。
出たその日に、まとまって買ってくれる人がいるかどうかが勝負です。
出た直後に売れれば、ランキングの上のほうに残り、新着を見ない人の目にも触れるようになります。
仲間が買ってくれても、題が検索されなければ波が引いたあと沈む
では、待っている読者さえいれば売れ続けるのか、というと、そうとも言えません。
2016年に初めて電子書籍を出したとき、私はブログで発信を続けていました。
そのおかげで仲間ができていて、その人たちがこぞって買ってくれたので、出た直後の売れ行きは良かったんです。
ところが、仲間が買い終わって波が引いたあとは、浮かび上がれませんでした。
題が良くなかったので、検索で見つけてもらうことも期待できなかったからです。
待っている読者は、出た直後の売れ行きを作ってくれます。
何年も売れ続けるには、知らない人が検索で見つけられる題が要ります。
Kindle出版の宣伝方法は、出す前から続ける情報発信
- 情報発信のタイミングは、本のテーマを決めるところから
- 電子書籍も情報発信の一つと考える
- 続けた発信は、ある日だれかに見つけてもらえる
- 発売の日はメルマガで呼びかける
- 情報発信が続かない人は、自分の記録として反応を気にせず
情報発信のタイミングは、本のテーマを決めるところから
2021年に出した『50歳からのブログ運営戦略』では、本を書く前からメルマガで読者を巻き込んでいました。
- どんなテーマにするかを、メルマガの読者と一緒に考える
- 書いている途中の様子を、メルマガで伝える
- 出す前に読んでくれるモニターさんを募る
当時の私は、これが商品を売り出すやり方の一つだとは、まったく意識していませんでした。
それでも結果として、発売と同時にかなり売れました。
テーマ作りから関わった読者にとって、その本は自分も一緒に作った本です。
出るのを待っていてくれる人が、最初からいたことになります。
この本は、2016年の失敗を踏まえて、題と中身も狙って書きました。
そのおかげで、出た直後の波が引いたあとも、検索から見つけてもらえて、何年も売れ続けています。
Kindle出版の宣伝は、出したあとに始めるものではなく、テーマを決めるところから始まっています。
電子書籍も情報発信の一つと考える
ブログ、note、YouTube、音声配信、ポッドキャスト、Substack、Threads。
日々の情報発信には、いろいろな場所があります。

私は、電子書籍もこの中の一つだと考えています。
売るための商品として切り離さず、日々の発信の延長に置くんです。
そう考えると、題も、検索して来る人に見つけてもらうための入り口になります。
ブログの記事と同じように、読者が検索する言葉で題を付けると、出たあとも見つけてもらえます。
続けた発信は、ある日だれかに見つけてもらえる
私はもともと、音声配信のstand.fmで毎日話していました。
ある時、毎日10本ずついいねをくれる方がいることに気づきました。
一番最初の放送から、順番に聞いてくれていたんです。
当時、私の放送はすでに1000本ありました。
その方は、3か月以上、4か月かけて、とうとう全部聞いて追いついてくれました。

私は、ただ配信を続けてきただけです。
それなのに、ある日、一人の人に見つけてもらえました。
そして、その人にとって私は、気になる人、放っておけない人になったんです。
そういう方に、今度こんな本を出しました、と伝えたらどうでしょう。
それは読んでみよう、となりますよね。
続けた発信は、アクセスが少なくても、地層のように積もっていきます。
積もった発信が、いつかだれかに見つけてもらえるんです。
発売の日はメルマガで呼びかける
情報発信を続けていると、本や教材を出したときの最初の売れ方がまったく違います。
私は教材を出すとき、その教材のための特設メルマガで呼びかけます。
すると、50人、60人と登録してくれます。
教材が出た日に、その人たちへ割引コードを送ります。
漫画づくりの教材のときは、それで50部が6時間で完売しました。
出た直後にまとまって売れたので、勢いがついて、ランキングの上のほうに残りました。

数日前には、私のBrainの教材に、ポッドキャストで私を知って買ってくれた方からレビューが届きました。
最初の節で、初めて出す人にはレビューがつかない、とお話ししました。
発信を続けてきたので、そのレビューがこうしてついたんです。
そのレビューを読んで、面白そうだから買おう、という人がまた増えていきます。
Kindleの本でも同じです。
メルマガやSNSで、出る日を前もって伝え、出た日にお知らせを送りましょう。
情報発信が続かない人は、自分の記録として反応を気にせず
情報発信を始めても、反応がないとやめたくなりますよね。
私が発信をやめずに続けられたのは、反応を気にしていなかったからです。
読まれるためではなく、自分の記録や楽しみとして続けていました。
stand.fmで毎日話していたころは、1本10分前後でした。
録るのは、散歩や移動の途中です。
文章を書くのが苦手な人でも、歩きながら10分話すだけなら続けられます。
アクセスされようがされまいが、日々思うことを出し続ける。
反応は、あとからついてきます。
まとめ
この記事でお話しした見出しをふり返ります。
- 電子書籍は形がないので、作った人で選ばれる
- Kindleで全く売れないのは、最初の買い手がいなくてレビューがつかないから
- 新着に出ても、新しい本に押されてすぐ埋もれる
- 仲間が買ってくれても、題が検索されなければ波が引いたあと沈む
- 情報発信のタイミングは、本のテーマを決めるところから
- 電子書籍も情報発信の一つと考える
- 続けた発信は、ある日だれかに見つけてもらえる
- 発売の日はメルマガで呼びかける
- 情報発信が続かない人は、自分の記録として反応を気にせず
電子書籍が売れない理由は、中身の出来よりも、待っている読者がいないことと、検索される題になっていないことにあります。
本を作ることばかりに力を入れず、日頃の情報発信を続けましょう。
次の本を出すなら、テーマを決める段階から読者を巻き込み、検索される言葉で題を付けてみてください。
この話は、福岡の平尾台を歩きながら、動画でもお話ししています。

コメント