記事内に広告を含む場合があります。

「夢」はノートに書くだけでもいいよ じっくり楽しんだら?

知的迷走日記保管庫

ノートに夢を書けばかなうという言葉は私たちをワクワクさせてくれますが、書いただけで夢が叶うわけではないということもみんなわかっています。

夢をかなえるためには、何らかのアクションを起こし、フィードバックしながら小さな目標を達成することを繰り返していかなければなりません。

そのことはきっとみんなもわかっています。

その上で、ノートに夢を書き連ねることをもっとみんなで楽しんだらいいんじゃないかと思うのです。

 

私には、夢をノートにつらつら書きつけることが楽しくてたまらず一生懸命書いていた時がありました。

 

ちょうど10年ほど前のことです。

世の中はスマホ前夜ガラケー最盛期。私はシステム手帳を4冊、それぞれに役目を負わせフルに使っている頃でした。

そのうちの一冊が夢を書き付けるノートでした。

このノートに夢を書きつけること自体が楽しく、金曜、土曜の夜などは、一仕事終えてからこのノートを一冊持って夜中からマクドナルドなどに入り浸り、ひたすら「こんなことができるようになりたい」「あんなことがしたい」とノートに書くことに夢中になっていました。

それが楽しくて仕方がなかったのです。

 

書くだけで実現したような気持ちになって本当に嬉しかった。

そのような時間を持つと、自分がすでに目標達成したかのようなワクワクした気分になるのです。

 

これはいけないことでしょうか。

これは時間の浪費だったのでしょうか。

 

夢はノートに書くだけではダメだという事は自分ではもちろんよくわかっていました。

わかっているのに、ノートに私は夢を書いては、それを実現させた自分を思い描いてわくわくしていたのです。

 

「潜在意識」という言葉が一世を風靡しました。

心の中に強く念じたことは実現する、いや、実現するように自分の潜在意識が自分の行動を選択し実行していく。その結果いつのまにか念じたことを実行できる行動を積み重ね、実現に到るのである。と。

私もマーフィーのシリーズはよく買って読みました。

夜な夜な潜在意識に語りかけても見ました。

 

さすがにそんなに都合の良いことばかりは起きませんでした。

 

しかし、夢用のノートにあれこれ書いていたことは、10年経った今、いくつかが実現していることを見ると、おもしろいものだなと思います。

(「知的生活ネットワークを立ち上げる」って,2006年のこのメモにすでに載ってた。この後,このブログのもとになったブログを起ち上げたんだな。11年後に,「知的生活ネットワーク」というブログとして続いているなんて・・・・)

(「30代からの英語への挑戦」という本を出版しようとしていたんだな。これは,形を変えて実現しようとしているな・・・)

(コーチの資格を取ると書いているな。このあと,具体的に資料を取り寄せ,電話によるレッスンの体験を受け,9月開講のレッスンに申し込む直前まで計画を進めて,やはりレッスン代の高さが壁になり撤退したんだった。無理していたら,今頃大変だっただろう。しかしコーチにはなれていたかな・・・どっちがよかったのかはわからない・・・)

熱中して夢ノートに夢を書いているうちに、私の潜在意識に強くきざみこむことにでもなっていたのでしょうか。

それはわかりませんし、実証も不能です。

 

しかし、ひとつ言えることは、私はこのノートをよく眺めていたということです。

 

書いた夢を忘れなかったということは言えるのです。

忘れなかったために、何かアクションを起こし続けた、となると実に有用な記事に近づいていくのかもしれませんが、とくにそんなことはありません。

起こし続けはしませんでしたが、「ああ、そうだったな。今でも同じこと思ってるかな。」とフィードバックして見ることはありました。

そのうち「再開して見るかな」というような気持ちにもなりました。

 

夢ノートは、夢を叶えるための強力な実行装置にはなりませんでしたが、

 

夢を忘却しないための忘却防止装置

 

再開するための再開促進装置

 

にはなっていたようです。

 

だから,夢をノートにかくだけでもいいじゃないかなと思います。

 

夢にもいろいろあって、何とかして叶えたいというような強力なものから、できたらいいなというはかないものまで、さまざまでしょう。

だからこそ、「夢は叶えただけでは実行しない」なんてあえて言わないで、書くこと自体を楽しむという時間をたっぷり味わって見たらいかがでしょうね。

 

私の時には、夢はノートに書くだけではダメだなんてことをまだあまり言っていなかったような気がします。むしろ、「書けば叶う」というような本が多かったような・・・

それをそのまま信じていたわけではないけれど、私はじっくり夢を書きつけることを楽しみました。

 

そして、今があります

コメント

タイトルとURLをコピーしました