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読んでくださいでは届かない。資産をマンガにリライトする理由

03-Kindle出版部

ブログを18年書き続けてきました。
その中には、自分なりの知恵や経験が積み重なっています。

しかし、数千文字のテキストを最後まで読み通してくれる人は、今の時代なかなかいなくなっています。
かつて頻繁にあったコメントも、ここ数年は皆無に等しい状態です。
どんなに価値のある情報を置いておいても、テキストのままでは届かなくなった、という現実があります。

大事なことが書いてあるのに、読まれない。
これは知恵が死蔵されているのと同じ状態です。

相手に読んでもらうために、こちらから歩み寄る。
それが情報のパッケージを今の時代に合わせてアップデートする、ということです。

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目次

文字情報の限界とエンタメ化

どんなに中身がダイヤモンドであっても、パッケージが今の時代の感覚と合っていないと、誰の手にも触れられないまま奥底に沈んでいきます。

特にシニア世代の知識や経験は、そのまま出すとフィルターがかかり、敬遠されがちです。
情報の溢れる世の中で、文字だけの情報を読んでもらうのは、構造的に摩擦が大きいのです。

そこで、情報をエンタメ要素を入れてリライトします。
AIをゼロから何かを作らせる道具としてではなく、既存の情報を今の時代に馴染む形に変える翻訳機として使います。

AIを翻訳機として活用する

最近挑戦したのは、Flowという映像生成AIを活用した漫画制作です。

まず、NotebookLMに情報を読み込ませて学習させます。
その内容をGeminiに渡し、ストーリーや1ページごとのコマ割り案を出力させます。
Flowに登場人物の参照画像とともにコマ割り案を読み込ませれば、漫画が1ページずつ出来上がっていきます。

『マンガでわかる世界基準の雑談力』という新刊も、この手法で150ページを超えるボリュームまで進めました。


学術的な情報や英語の資料も、漫画に翻訳することで頭に入りやすくなります。
これがエンタメ化の力です。

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18年分のログに新しい息吹を

これからのシニアに必要なのは、作る力以上に、自分の持っている知恵を相手に届く形式へパッケージし直す力だと思います。

18年分の膨大なブログのログから、届けたい記事を拾い上げ、現代の文法であるマンガという形式にアップデートして届け直す。
過去の自分が書いた埋もれた情報に、AIという翻訳機を通して新しい息吹を吹き込みます。

自分の知識や経験を、今の若い世代や困っている人の元へ届けるというそのプロセスに、これからのシニアの知的生産の楽しさがあります。

価値ある情報が必ずしも届くとは限りません。
エンタメに翻訳することで、知識や経験を「読まれる形」に変えるのが今できる最善のアップデートのように思います。

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