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「25年前からのパソコン通信」 倉下忠憲様からの書評

知的迷走日記保管庫

KDP本 「25年前からのパソコン通信

 

さて,少し前の話になりますが,倉下忠憲さんが,HONKUREの中で,書評をしてくださっています。
『25年前からのパソコン通信』(Lyustyle) – Honkure
HONKUREとは

「Honkure」(ホンクレ)は、本に関する総合情報サイトです。

新刊、古典、複数の本をからめたコラム、本以外のメディアの感想などなど、多様な情報を展開していきます。また読書法や執筆法、そして電子書籍の作り方といったノウハウも合わせて紹介します。つまりは、「本」と関係を持つ人のためのサイトです。(HONKUREについて より)

ここに私の本を紹介してくださったということが驚きで,またありがたいことです。

このような読み方をしてくださっているのか,と目からウロコが落ちたような気持ちです。

「過去の自分から今の自分に送られてきた「メール」がきっかけとなり、昔書いた自分の記録を自分で読み返す、という建てつけで、視点が二重、三重となっています。それに慣れるまでは__シドニーに降り立った著者がそうであったように__読者は少し戸惑うかもしれません。しかし、いったん雰囲気がつかめると、ずいずいと読み進めていけます。

パソコン関係の懐かしい話題であったり、数年間を海外で生活することの面白さや難しさを伝えるエッセイであったり、また、記録が持つ力を提示する一つの実用書であったりもします。それに、遅れてきた家族への想い、ブッシュファイヤーの恐怖、そしてアボリジニー文化と過去の戦争の話。すべてのエピソードが、誠実かつ真摯に語られています。なかなか深みのある構成です。

でもって、ともかくすごいボリュームです。」

 

「読み応え満点。

全体的に、1990年代を電子機器の模索と共に過ごしたような人が楽しめる本ですが、それはそれとして、後半はぜひとも若い人に読んで頂きたい内容にもなっています。」

「誠実かつ真摯に語られている」という評はとてもうれしかったです。本当にそのような気持ちで書いたので,しっかりと受け止めていただいたのだという気持ちでいっぱいです。

「ともかくすごいボリュームです」  ボリュームがあるからよいというわけではないことはよくわかっているつもりですが,それでもボリュームがあるといわれるとうれしいです。それなりの内容を込めたつもりですので。

一番うれしかったのは次の言葉。

「後半はぜひとも若い人に読んで頂きたい内容にもなっています。」

ここです。帰国してから20年もたって今頃本として出すのは,このためといってもいいでしょう。

その通りです。

とてもうれしい言葉でした。

 

12月30日 午後5時までとなっていますので,ぜひお読みください。

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