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4月14日~18日のAIラッシュをふりかえって

11 AI部

いやー、今週は、AIに関する大型発表が、まるで怒涛のように押し寄せてきましたね。

ChatGPTの長期記憶機能の飛躍的な進化
ClaudeのWeb検索機能とGmail/カレンダー連携、
ChatGPTの新モデル「o3」の登場、
Gemini 2.5Flashの登場──。

どれもこれも、インパクトを持った発表ばかりで、正直、追うだけでも大変。

これらの登場に合わせて毎日のように動画を配信するAIインフルエンサーさんたちもすごいです。

僕自信も、もう、おなかいっぱいになるほどなのに。

 

しかし、こうして大量の新情報が溢れた時、すべてを追おうとしないことが大事かなと思います。

自分にとって関心のあるものを、自分の手で選び、自分の言葉で理解していくこと。

それが気長にAIの進化を置い続けていくスタンスかなと思います。

「関心のあるもの」というのが味噌ですね。

決して「意味のあるもの」とか「価値のあるもの」ではない。

そんなの、みたり試したりしないと、わかりませんからね。

ピピッと直感でおもしろいと感じたものだけをひろっていくのが、僕ら一般人にとって情報に溺れて疲弊しないためには大事なことだと思います。

 

今週も、自分なりに関心のあるものに絞って、学んだり試したりしました。

今回、特に注目したのは、このふたつです。

● ChatGPTの長期記憶機能の進化 ▶ 保存された記憶だけでなく、すべてのチャット履歴へのアクセス

● Claudeの新機能 ▶ Web検索機能の搭載、さらにカレンダーやGmailとの連携機能

このふたつは、単なる便利機能というより、自分にとってのAIとの付き合い方そのものを変えてしまうような感じがして追って見ました。

 

まず、ChatGPTの長期記憶機能について。

これまでも”メモリ機能”はありましたが、ユーザーが明示的に保存した情報しか保持できず、それも一つのチャット内での記憶に限られていました。

それが今回のアップデートで、過去のやり取り全体を参照し、回答に活かせるようになったんです。

また、これが画期的だったのですが、別チャットでもその記憶が引き継がれるようになりました。

チャットのたびに、これまでの情報を読み込ませる必要がなくなったんです。

これはすごい!

noteにまとめてみました。

これが意味するのは、一つ一つのチャットが情報の蓄積になる、ということですね。

対話の積み重ねそのものが、今後のAIとのチャットに影響を与えるということです。

なので、僕はこれまでClaudeで行っていた壁打ちをChatGPTの長期記憶を利用して行うようにしました。

前の壁打ちでのアイデアや取り決めなどを覚えてくれていて、新しいチャットでそれを活かしたやり取りができるからです。

これは大きい!

そしてClaudeのWeb検索とGoogleカレンダーやGmaiとの連携

これは驚くべき進化でしたね。

これまではChatGPT、Gemini、Claudeの僕の中にとっての3大巨塔AIの中でClaudeだけできなかったWeb検索がやっとできるようになったことで、それぞれの役割が大きく変わりそうです。

また、カレンダーとの連携はすごいですよ。

本家本元のGeminiすらできない「複数カレンダーの参照」と「複数カレンダーを参照したうえでの空き時間の検索」ができるからです。

Geminiでは2つとも「できません」とあっさり断られましたからね。

動画にしてみました。

 

これらの変化は、AIとの関係性の変化でもありますね。

かつてAIは、あくまで”道具”でした。

でも、これからは、「パートナー」になっていくんだなと実感しました。

 

ChatGPT o3──エージェント機能を備え、自らツールを使いこなす能力を持ったAIの登場や、Gemini 2.5 Flashの登場については、正直おいついていません

o3は日常使いでちょっとつかっただけで、まだ自分の中に落とし込めていません。

でも、これらも、間違いなく重要な進化なんだろうなと思います。

特にo3モデルは、AIエージェントと言っていいんじゃないかとまで言われていますから。

 

これらについては十分に終えていませんが、あえて焦らずにいきます。

無理のない範囲で、興味を持ったものを深掘りし、自分の言葉でまとめ、発信していく。

それが、僕なりのAIとの付き合い方かなーと思っています。

「知的生活ネットワーク」的に何より大事なのは、「楽しむこと」ですね。

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