待ちに待った、無職転生2期の2クール目が始まりました。ずっと3期だと思っていたのですが、2023年秋アニメに続く2期とのことでした。
2期1クール目は、ルーデウスがラノア魔術魔法学校に入学し、そこで幼馴染のシルフィと再開して結婚にたどり着くというところまででした。
僕はアニメ勢なので、原作の小説も漫画も呼んでいません。だから今後どうなっていくのかわかりません。
ただ、ネタバレをよく見るので、大まかな展開はわかります。
《ネタバレ注意》
- お父さんのパウロといっしょにお母さんのゼニスを助け出すが、大変な場所に閉じ込められていたためゼニスは廃人同様になってしまっているが、ルーデウスの家族の元で少しずつゼニスとしての人格を取り戻していく
- ルーデウスはシルフィと結婚するが、師匠のロキシー、家庭教師として使えていたエリスも妻になる。
- 大勢の家族、子どもたちに囲まれて幸せな人生を送る
そんな感じみたいです。しかし、どんなこれから母を探すたびに出るのか全然わかりません。
この2クール目でそのようなところまでいくのかどうか楽しみです。
さて、第1話の感想ですが・・こんな感じです。
- 前世ではできなかった結婚という経験を丁寧に描く
- 事故物件の屋敷の探索では普通にホラーで恐怖だった 手に入れたオートマタに期待
- シルフィとのイチャイチャがみていられない
- 今後の展開への一抹の不安
目次
無職転生2期2クール第1話の感想
前世ではできなかった結婚という経験を丁寧に描く
最初のエピソードは、結婚という儀式にどう取り組んでいいかわからないルーデウスの話からです。シルフィと結婚の約束をしてから、彼は男としての自信を取り戻し、満面の笑みや行動にそれが溢れ出て周囲を驚かせるのですが、本人は、その結婚にどう向き合っていいのかわからない様子。
少しずつ心が繋がり合ってきた仲間たちに結婚というのはどうしたらいいのか聞くのですが、弟子のザノバから「家を用意すること」と教わります。
漫画勢の方々によるとこのエピソードは序盤で結構な尺を取って描かれていたそうです。さっさと話を先に進めないのには理由があると。
それは、ルーデウスが前世で果たし得なかった結婚ということを現世で叶えているということを丁寧に描いているからだそうです。
確かに、僕もアニメを見ていて、結婚ということをどうしたらいいのかわからない、といっているルーデウスに一瞬なんで知らないのかな、という気持ちがわいたことを思い出しました。
時々、この若くてまだ初々しいルーデウスが、前世では40代の引きこもりのおじさんだったということを忘れるのですが、そのあたりのつながりをしっかりと見せながら描く脚本に感心。
事故物件の屋敷の探索では普通にホラーで恐怖だった 手に入れたオートマタに期待
家を用意しろということで、ルーデウスが格安で見つけてきた「屋敷」は、おばけが出るという、いわゆる事故物件。
冒険者でもあるルーデウスは、その正体を突き止めるべくザノバとクリフ先輩に頼んで泊まり込みます。
夜中に物音がしたということで、3人で屋敷内を探索しますが、天井の隙間から一瞬映し出される手にルーデウスの目は釘付けに。
見ている私の視点も、手が写った瞬間は視線が流れて画面からはずれますが、すぐにまた視線が手にもどります。
この時のカメラワークが本当に自分視線のように感じて、普通にルーデウスの恐怖をそのまま体験した気がしました。
でてきたのは、化け物。クリフ先輩は神撃魔法で攻撃しますが、聞きません。魔物ではないようです。でも人間でもありません。
化け物の攻撃は「神子」であるザノバにはその攻撃が効かず、ザノバに制圧されてしまいます。その正体は「オートマタ」。自動人形だったということで、ザノバとルーデウスが大盛りあがりをします。
この自動人形の研究はザノバに託されることになりますが、漫画勢の方によると、どうやらこの自動人形はその後のお話の展開に大きな影響をもたらすそうで、今後の展開が楽しみ。
しかし、自動人形の研究を自分に託してほしいと直立不動で必死にルーデウスに懇願するザノバはかっこよかったです。
シルフィとのイチャイチャがみていられない
アニメでは描かれていなかったのですが、荒れ果てた屋敷はすっかりリフォームされ、いよいよルーデウスがシルフィに屋敷をお披露目するときが来ました。
シルフィの手を握って屋敷に入るときから、もう幸せいっぱいの二人のイチャイチャぶりが恥ずかしくて見ていられないほどでした。
この屋敷、もともと格安だったのを、シルフィが護衛する第2王女アリエルの名を契約書に書くことでさらに安くなったのだとか。そのことで、アリエル第2王女に問い合わせがはいったのでしょう。当然のようにシルフィの耳にも入っていたようで、「ルーデウスがどんなものを見せてくれるのかとっても楽しみだよー」と棒読みで言うところにそれがよく現れていました。
なかなか芸が細かい。
ルーデウスが「きっと調査して僕が何をしていたのかすでに知っているんだろ」と聞いてきた時、シルフィは笑ってごまかしていましたが、僕もなんでシルフィが知っているのかよくわからなかったんです。調査とは言っても、シルフィにそこまでの調査能力があるのかなと思っていたのですが・・・
まさか、屋敷を買う時に第2王女アリエルの名をだしていたことからだったとは・・・これも漫画勢の方に聞いたことですが🤣
僕はネタバレはまったく気にならないのですが、漫画との差を知ることでより理解が深まるので、むしろネタバレどんどんされたい方です。
今後の展開への一抹の不安
あまりのイチャイチャぶりに、今後は幸せしか無いと思いそうですが、なかなかそうもいかないようです。
結婚したからと言ってシルフィが王女の護衛をやめるということはなさそうで、せっかくの屋敷にもいつも住んでいるというわけにもいかないようです。
そしてシルフィの言葉にちょっとした不安を感じました。それは「私にだまっていなくならないで」というシルフィの言葉。
これって、フラグでは？
この後、ルーデウスには、父パウロとともに母ゼニスを助け出すという大仕事がまっているみたいなので、そこにどのようにつながっていくのか。
この幸せが、これからの流れとの大きな対比になっているのでしょう。
ネットの反応
ネットの反応を見てみました。Xでの反応をみることは、自分ではとても気付けなかった視点を与えてくれるので、とても大切にしています。
#無職転生 Ⅱ 13話 自分の病気を治してくれた人。自分を変えてくれた人。その人に何かしてあげたい。そう思ったルディは家を探すことに。見つけた家は昔のシルフィの髪色と同じ色の屋根がついた家。笑顔で喜んでくれたシルフィ。ここから2人の結婚生活が始まる。ルディ、急に居なくなったら駄目だよ。
Xから
やはり、これってフラグなんでしょうね。
無職転生 Ⅱ 13話 12話ではルディ→シルフィに対して離れて欲しくないという一方的な思いを描いていたのに対して、今回シルフィから「突然いなくなったりしないでね」と伝えられるラスト。寮ではなく、“夢のマイホーム”で互いが認識し合えたことで夫婦の1歩を歩み出すのが良かった。
Xから
漫画知らないけどフラグ確定
無職転生Ⅱ～異世界行ったら本気出す～ 13話 視聴 安定の面白さ でもルーデウスって 旅の途中じゃなかったんでした？ 家なんか買っちゃって大丈夫なのかな 一夫多妻の世界観 シルフィはどう？ 個人的には今回のMVPはザノバ 自分の手で何かを成したい 好きな事だから かっこよかったです！
Xから
これ、感じていたけど言葉になってでてこなかった。確かにそんな気がしてたんですよ。これから母を助けに行くという大仕事があるわけですからね。
ちょっとだけですが、すごく気づきをいただけました。
無職転生2期2クールについての情報
公式のイントロダクション
「“異世界転生ラノベ」の代表的な作品として位置づけられる、
無職転生2期 公式サイト
理不尽な孫の手の著による『無職転生 ～異世界行ったら本気だす～』。
働きもせず他人と関わりもせず、ゲームやネットに明け暮れる34歳引きこもりのニートが、
ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、
剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生！
少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、
出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と
壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー！
2021年の第1期放送から2年、2023年7月より
第2期『無職転生 Ⅱ ～異世界行ったら本気だす』が放送され、
第1クールでは1期から成長したルーデウスのドラマが展開。
そして2024年4月より、いよいよ第2クールの放送がスタート！
PV
まとめ
以下、本記事復習のメモです。
- 第2期2クール第1話はルーデウスとシルフィの結婚生活のスタートが描かれる
- ルーデウスは前世で経験できなかった結婚生活を丁寧に学ぶ
- 結婚準備として家を探す過程が描かれる
- 屋敷は事故物件として紹介され、探索が行われる
- 探索中にオートマタ（自動人形）が登場し、後の展開に期待をもたせる
- ザノバがオートマタの研究を引き受けるシーンが印象的
- シルフィとのイチャイチャシーンは、幸せの中に、今後の展開への不安を感じる
- シルフィから「突然いなくならないで」という言葉がフラグになる
- ゼニスを助け出すための大仕事が控えていることが示唆される
- ネットの反応では、二人の幸せが今後のフラグと捉える視聴者が多い
