袋ファイルシステムから、「98ソフト」というインデックスのついた袋を取り出してみました。
1988年頃に集めていたNEC-PC9801用ソフトのパンフレットが何枚もはいっています。
「花子Ver2、一太郎Ver3、NINJA、THE Card」などが入っていました。
カード型リレーショナルデータベース Ninja
NINJAというのは、カード型のリレーショナルデータベースです。
僕はこれを導入して、これに一太郎のFEPであるATOKを組み込んで、当時の子どもたちの情報データベースをつくりました。
つくっただけで、検索に使用することはありませんでした。
たった40人足らずの子どもの情報など、紙での検索の方が早いことに、やってみて気がついたのでした。
その後、私の専門である図工の専門誌のインデックス情報をつくりはじめました。
これは5年ほど続け、1000以上の項目を打ち込み、そこそこ利用することもできました。
このデータは、その後アクセスへとエクスポートされ、今でもAccessなどで使うことができます。
ただ、打ち込み自体は1995年頃にやめました。
データベースなんて、一人でやるもんじゃないということを教えてくれたソフトでした。
このソフトのよかったところは、カード型であるにもかかわらず、レコード長をあとで変えられる可変長とうシステムをとっていたことです。
THE CardをつかわずにNINJAをつかったのはそれがポイントでした。
ぼくはその「可変長」ということを利用して、それで日記をかきはじめたのです。
これが今に続くデジタル日記の始まりでした。
88年より始めたデジタル日記は、現在まで少しずつ中断はありますが、ずっと続けています。
2013年時点で、25年続いていることになりますね。
残念ながら、88年当時のファイルは、今でもPC-9801の中で静かに眠っています。
これはWindowsにシステムを変えた時、エクスポートせずにいたため、現在では読み取ることができなくなっています。
寝室に静かに眠っているPC-9801を時折起こしては起動してみます。
なんと今でも起動するのです。
そうしたら見ることができます。
しかし、今ではもう操作も忘れてしまいましたが・・。
今残っている最古のテキストデータは89年のものです・
実は、このサイトに表示されています。
サイドバーにある「アーカイブ」の一番下。
「1989年12月」に一つのエントリーがあると思います。
それが、今に残る、私のデジタル日記の最古のものなんですよ。