Ableton Push2 を学んでいます。
楽器でもあり,コントローラーでもあります。
今回は,「楽器」としてのPush2を使う時の,楽器の選び方のはなしです。
Push2での楽器の選び方
楽器を選ぶのは難しくありませんでした。
Add device を押し、ダイヤルを回して楽器を選び、音色を探してからLORDボタンを押せばPUSH2に読み込まれるます。

今回はドラムを入れようと思って、ドラムラックを選び、次のダイヤルで、ほしい音をさがし,LORDボタンで読み込みました。

ここの操作はとても分かりやすいです。
ところがこの状態でパッドをたたいても何も音はでません。
それは,現在の画面はセッションビューであり、パッド一つ一つがクリップの入れ場所になっているモードだからです。
楽器モードではなく,作曲をするためのモードだということですね。
セッションビューでは,どのパッドの中でこれから音を入力するのかを決めます。
パッドをひとつ選んでから「NOTE」ボタンを押すことで,演奏ができるモードになり,楽器になるわけです。
つまり,そのパッドの中に入れたというような感覚です。
この画面で音を出したり、録音したりしていくことになります。
ドラムを選んだので、左下4*4の16パッドにドラムの音源が割り振られています。下の赤い部分です。 (画像は,クリックして楽天で見てみることができます))

LORDボタンを押したときに、自動的に割り振られます。
たたいてみると、キックやスネアなどの音がでてきてうれしかったです。
しばし、見様見真似の指ドラムをしてみました。、
そのうち、指ドラムもちゃんと学んでできるようにしたいです。
Push2の録音の仕方
これをどのように録音するのかというと
ひとつは、録音ボタンを押して、そのまま指ドラムをするという方法です。
これはとてもできないですね。
もうひとつは,ステップレコーディングというやり方です。
上半分のパッドは、横8ステップ、縦4レーンのステップシーケンサーになっているんです。下の図,上半分の灰色の部分です。

下のドラムでドラムの種類、音を選び、上のパッドで音を出したいところにおく感覚でパッドをたたきます。
シーケンサーの上をカーソルが移動していき,そのタイミングが来たときに音がでるようになっています。
ドラムの音をひとつひとつ入れていきます。
キックを入れ終えて、次にスネアの音を選びます。
するとシーケンサーはスネア用にクリアされて真っ白になります。
スネアを鳴らしたいタイミングの箇所のパッドをたたいてスネアをおいていくわけです。
こうやって、ハイハットとかリムとかクラップとか、そういうのを入れて、何小節かのドラムの音のまとまり「クリップ」をつくっていきます。
このまとまりを「クリップ」といい,クリップを一つの積み木のようにして、くみ上げることで全体の音楽を作っていくのがLIVEのつくりかたです。
ループによる音楽作成のような感覚全体の校正を積み上げていくわけですね。
今困っていることは、ステップレコーディングがスタートするタイミングがわからないこと
音を置いた瞬間にシーケンサーが走り始めるそうですが、それがうまくいきません。
レコードボタンを手動で押したら、始まるタイミングがずれてしまいます。
まだ、こんなところがわからない状態です。
少しずつ上手になっていく過程を楽しんでいただければ幸いです。
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