楽天モバイル UN-LIMIT Ⅶでは,楽天回線がまだ届かないエリアでは「パートナー回線」につながるようになっています。
パートナー回線では楽天エリアと同等の高速モードで接続することができますが,毎月5Gの上限があります。これを超えると通信速度は1Mに落とされてしまいます。
1Mというと,かろうじて動画を見ることはできますが,開始されるまでに時間がかかったり,途中でプチプチと途切れることがあったりなど,快適な通信とはいえません。
Stand.FMなどの音声配信では,Ⅰ0分ほどの放送の場合,スタートできるまでに1分以上かかるようなこともあります。
そこで、チャージしようということになるのですが,ここでチャージした分や,翌月に繰越できるのでしょうか。
この記事でわかること
繰り越した分のデータは翌月にチャージできるか
パートナー回線でチャージしたデータ量は翌月に持ち越せる
結論から言うと,パートナー回線のデータチャージをした分のデータの残った分は翌月に繰り越すことができます。
もともと月ごとに付与される5Gについては,残っても繰り越すことはできません。
楽天回線エリアでは,そもそも高速モードで使い放題。何の心配もいりません。
高速モードで使用できる5Gを使い切れば,1Mbpsで使い放題となります。
しかし,現状ではまだまだ楽天回線がつながらないエリアの方が多く,気づいたらパートナー回線5G分をどんどん消費している状況です。
ですから,筆者も普段は5Gの高速モードはオフにして,1Mbpsモードでの使い放題にしています。
1Mbpsは,メールのやりとり,VoicyやStand.Fmの視聴,ネットの閲覧,さらにはYouTubeの視聴などはなんとかできる速さです。
しかし,Stand.FMなど,視聴当初は十分なデータの送信が終わるまで視聴の開始が始まらず,30秒ほども待たされる場合があり,けっこうイライラしますので,やはり高速モードで使いたいところです。
そうやって,5Gの制限を気にしながら高速モードのオンオフを繰り返すのは,せっかくの使い放題のよさが薄れてしまいます。
なので,そこまでして節約した5Gのデータ量の残部は,繰越ができてほしいところですね。
持ち越せるが注意が必要
筆者は,9月は思い切って高速モードのまま使ってみました。
すると,月半ばで5Gを使い切ってしまいました。
そこで,思い切って1G分のチャージをしてみました。

その1Gもほぼ使い切り,本日9月30日時点で残りが400Mという警告が来ています。

今日1日だけなので高速モードはオフにしてのりきりますが,この400Mは10月に繰り越すことができます。
しかし注意しておかないといけないのは,繰り越せるのは10月いっぱいではなく,チャージした日から数えて31日だけということです。
僕は9月22日にチャージしたので,10月23日までしか繰り越せないということですね。
翌月のデータは,先にチャージした分が消費され,それから付与された5Gが消費されるので,いくらなんでも10月23日までちゃーじしたぶんの 400Mが消費されないということはありえません。
かならず消費されるはずなので消滅することはないですが,チャージ量が多かった場合など,31日で使い切れない可能性がある場合は注意しておく必要があります。
せっかく毎月付与される5Gは繰越できないのでしっかりと使い切りたいところ。チャージするのなら,繰越分を使い切った後に5Gを使い切ることができる量を考えて試行錯誤していくといいですね。
チャージしたデータ使用量は,楽天モバイル自信のデータ使用量にカウントされるのか
僕の場合は,9月22日に1Gチャージしました。
この1Gは楽天モバイル全体の「データ利用量」にカウントされます。
楽天モバイルをどれだけ使ったかというのが「データ利用量」ですので,その内訳が楽天回線であろうと,毎月付与されるパートナー回線のデータ5Gであろうと,チャージされたデータ量であろうと関係なくカウントされることになります。
まとめ

もともt付与されている5Gは持ち越せませんが,途中でチャージしたデータ量は,翌月に持ち越せます。
ただし,チャージした日から31日という制限があり,それをすぎると消滅してしまいます。
なので,チャージ料を使い切った上で,5Gの付与分も使い切る程度のチャージ料を見つけるのがいいですね。