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録音と同時に書き起こしをしてくれるボイスレコーダーRecoco

知的迷走日記保管庫
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僕がここ2年ほど使い続けているボイスレコーダーRecocoの紹介をします。

文字起こしが必要な人にとってはおすすめアプリです。

音声データを「ファイル」にエクスポート

このボイスレコーダーは,録音したデータをiCloudの「ファイル」に保存してくれます。

これを利用して,私は外で歩きながらRecocoに声を録音し,そのデータをもとに「知的生活ネットワークラジヲ」を作っています。

録音したデータをiCloudにエクスポート,

帰宅してから自宅PCでiCloudを開き、データをPremiereなどに読み込んで動画に。

 

音声データをファイルにエクスポートするというのは他のボイスレコーダーにもある機能かもしれません。

しかし,私がRecocoを2年近く使い続けているのには,さらに理由があります。

録音と同時に文字起こし

Recocoは,ボイスレコーダーとして音声を録音するだけでなく,下の写真のようにリアルタイムで文字起こしをしてくれるんです。

この文字起こしを手がかりに,必要な箇所をすぐに見つけ出すことができます。

文字起こしされたものを見て,「ここをもう一度聞き直したい」という箇所をみつけてタップすれば,その箇所を再生してくれます。

 

そして,さらにいいのは,文字起こししたものをすべてコピーし,テキストデータとして書き出すことができる,というところです。

「文字起こしをすべてコピーする」をクリック

すると,すべてクリップボードにコピーしてくれます。

下は、Ulysses。、

 

下は、Handyflowy。

 

さらに、下のように、音声データをファイルは保存するときに、同時にテキストとしても保存することができます。

 

これを開くと・・・

このように、音声で録音したものを,そのままテキストとして使うことができるのです。

Siriなどの音声変換AIとの違い

私は,テキストを入力するときに,Siriをつかって音声入力するということを2012年の秋のiOS4のときからですからもう7年も行っています。(当時MacFanに取材されたことがあります)

その後,変換の精度はどんどん進化し,ちょっとしたメモ程度ではほぼ誤変換がなくなったと言ってもいいでしょう。

 

Siriを使っているのは,句読点「,」「。」の入力と改行を音声でコントロールできるからです。

「てん」といえば「,」を。

「まる」といえば,「。」を。

「かいぎょう」といえば,途中で改行してくれるんですね

アンドロイドを使っていた頃,利用できる音声変換アプリをほぼすべて使ってみたのですが,2014年くらいまではこれが入力できるものはありませんでした。

(iPhoneに統一した2014年以後はアンドロイドでためしていないのでわかりません。今は,できるようになっているかもしれません)

 

しかし,Siriに一度で語りかける言葉の長さには制限があります。

今はかなり長く話せるようになりましたが,それでも制限があります。

Siriの限界までしゃべったら,一度やめて改めてSiri入力を再開する必要があります。

これに気づかず,いつまでもしゃべっていたら,途中でSiriが変換をやめていた,ということが何度もありました。

 

ところが,このRecocoは,20分喋ろうが30分喋ろうが,すべてをテキストにしてくれています。

これがとても便利なんです。

ウォーキングのときなど,電話をかけているような体でずっと話していられるんです。

 

でも,句読点は入力してくれません。

また,変換精度はSiriほどではない印象があります。

 

Recocoのよさは,

変換精度はそれほどでなくてもいいから,全体をざっとテキスト化しておいて,あとから一気に修正する

というところです。

そういう用途では真価を発揮します。

講演会などのテープ起こし(古い言葉)を頼まれた人が,録音のために使うアプリを選ぶときの選択肢としていいかもしれませんね。

 

改善してほしいところ

※追記

以下の改善ポイントですが、可能であることがわかりました。

「設定」から下の画面に移り、「文字起こし出力形式」の中に、「時刻なしテキスト」があることを見つけました。

これで、以下の不都合はなくなります。

以下、執筆当時の原文。、

——————————

これからも使い続けるアプリですが,それにあたって改善してほしいところがあります。

それは,テキストをエクスポートしたときに入る時間のデータをなくしてほしいということです。

 

下は,HandyFlowyにペーストした画面ですが,途中途中に番号や時間のデータが入っています。

これをあとで取り去らないといけないのが面倒です。

HandyFlowyのようなアウトライナーなら取り去りやすいので,Ulyssesへのペースト画面も参考にあげましたが,私はもっぱらHandyFlowyにペーストして不要部分を消去しています。

これをなしにできるようにしてほしいと思います。

まとめ

以上,ボイスレコーダー「Recoco」の紹介でした。

音声の録音と同時に文字起こしをしてくれるのはとても便利です。

 

私は,7年前からブログの草稿をウォーキングしながら音声で入力してきました。

Siriを使うので,ある程度喋ったら変換を確定して次を入力ということを繰り返していました。

しかし,今は,このRecocoで一気に喋ってしまい,自宅で整える,ということをよくやります。

変換精度はSiriほどではないですが,考えを途中で止めないでとりあえず最後まで喋り終える,ということができるのがいいところです。

 

久しぶりにアプリの紹介をしました。

 

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