
世界700都市で展開されるUberがようやく福岡にもやってきました。
10月17日から福岡市と糸島市の一部でサービスが開始されています。
Uberって何?
2009年にアメリカで生まれた配車システムUberは、10年経って世界63か国、700都市で展開されています。
日本では、名古屋、大阪などで利用できていて、福岡は10都市目となります。
Uberとは、空いた時間に自分の車をタクシーとして使いたい人と、タクシーに乗りたい人とのマッチングプラットホームです。
一般人がタクシーの仕事をすることができること、料金がタクシーよりも安いことなどから、爆発的に広がりました。
私が大好きなVlogの師匠、サンフランシスコ在住のドリキンさんが、よく動画の中で移動するのに使っていましたので、以前からよく知っていました。
アプリを開いて場所を指定しておけば、マッチングによりクルマが指定箇所にやってくるのです。
とても便利そうに見えましたし、空いた時間で運転手できるのも魅力的でした。
Uberのワクワクする仕組み
Uberはどんどんシェアを伸ばしています。
その魅力をさらにいくつか述べてみたいと思います。
🍏 料金はアプリの中で決済されるので、支払いトラブルがなく、支払いの時にもたつくこともない。乗ったら降りるだけ。
🍏 目的地は、アプリの地図でピンポイントで指摘するので、乗る時にはどこへ行きたいのか運転手にはもう分かっている。海外旅行ではとても重宝
🍏 運転手も乗客も、アプリ内で相互評価するシステムであり、星が多い運転手は乗客を選べるため、お互い安心して利用できる。
シェアライドシステムとしてのメルチャリはすでに福岡市で展開されており、先日の新聞で当初の予想を上回る収益が出ていると報道されていました。
また、使わない駐車場を持っている家と、使いたい人とのマッチングで指定時間、自宅の駐車スペースを駐車場にするシェア駐車場サービスも展開されています。
福岡市ではこのようにシェアの文化が浸透してきているのです。
ここへきてシェアライドシステムのUberの登場で、タクシーによる移動がずいぶん面白くなりそうです。
福岡市のUberはちょっと違う😔
残念ながら、今回スタートした福岡でのUberは、世界で展開されている一般的なものとは違います。
それは、一般人がタクシー運転手になれるわけではないということです。
日本では一般人が無許可で乗客を運ぶ行為が、いわゆる「白タク」として道路運送法で禁じられています。
政府の規制改革推進会議では、これが改められようとしているそうですが、現段階では違法です。
したがって、現在ある仕組みとしてのタクシーの配車サービスとしての使い方に止まります。
まだよく知らないのですが、日本の法に触れるということならば、これは、大阪でも名古屋でも同じですね。
少し残念ですね。
試すしかない
上のような記載はありますが、これまでのタクシーの呼び方とはかなり変わってきます。
雨の中じっと道路の脇でタクシーが通るのを待ってあることはありません。
また、会社を指定して電話で呼ぶこともありません。
「ここにきてもらって、ここまで行きたい」とアプリで指定しさえすれば、12社のタクシー会社の中からマッチングされたタクシーが指定箇所にやってくる。
あとは、乗って降りるだけ。
そして自動的に決済されます。
まだ試していませんが、これは是非使ってみるしかないでしょう。
そのうち、運転手登録もできる時が来ると思います。
楽しみですね。