Daily Routineを使い出して3ヶ月以上経ちます。
最初は、独特の操作感で戸惑いましたが、そのコンセプトに慣れてくると手放せないアプリになりました。
簡単に言うと、「今、これこれをしているはずの時間ですよ!」ということを、音や通知、そしてグラフィックで教えてくれるものです。
このアプリに任せていれば、規則正しいルーチン仕事が身につきます。「時間の迷子」にならずにすみます。
タイムスロットとタイムバーで、時間の迷子になることを防ぐDaily Routine
下の図を見てください。
左に少し隠れていますが、たてに数字が並んでいます。これは日にちを挿します。
その横の色とりどりの帯は「タイムスロット」といって、「何をするのか」を表します。
この図は、20:00から寝るまでの基本的な生活のルーチンをしめしています。全部で5つのタイムスロットがあります。
「ブログ」という名前のタイムスロットもあります。モザイクをかけていますが、別に怪しいことをするのではなく、絵を描くとか読書をするとかそのようなことです。
矢印がありますが、これはタイムバーです。
21:30から始まる何らかのタスクにおいて、現在11分たっており、あと19分で終わって次のタスクにうつる、ということがすぐに見て取れるようになっています。
このようにならないことの方がほとんどなのですが、それでもこのアプリを開くことで「本来何をしているはずの時間なのか」ということがすぐに見て取れれば、そちらへむけて軌道修正することが可能になります。
私などルーチンを大事にしようとしているわりにイレギュラーが多いので、とても重宝しています。
カレンダーのイベントを優先して割り込ませ、表示することができる
矢印の部分は、カレンダーのイベントです。カレンダーを表示するように設定しておけば、このようにタイムスロットを割りこむように表示されます。
下の図では「事務処理」という9:30から始まる紫色の時間の間に割り込むように委員会などが表示されています。このように日々のルーチン仕事は表示しつつも、カレンダーのイベントを優先に表示することができるのです。
これはとても便利で、イベントに追い回されることなく、その前後には日々のルーチン仕事にぱっと戻れる気持ちになります。
発達障害の方などの中には、ルーチンを守ることにこだわり、イレギュラーが起きると対処できずにパニックになってしまわれる方がいらっしゃいます。
しかしこのようにして図でしめしてあげることで、何をしていいかわからず時間の迷子になってしまったり、パニックになってしまったりということが、完全ではないまでも軽減されるのではないかと思います。
また、私の仕事のように、一応「いつこれをする」と決めておいても、お客様の対応や委員会からの電話、教職員からの要請などでほぼそのとおりにいかないような仕事でも、すっとできたすきま時間にこのアプリを開くと、「ああ、そうか。今は教室巡回をしているはずの時間だな。では行ってみるか。」というような軌道修正がきくので、とても重宝しています。